
名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。
主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。
今回は『がらくた屋敷の操り人形』です。
がらくた屋敷の操り人形
■『がらくた屋敷の操り人形』 dabu様 対象レベル:3~5
張り紙から抜粋【~ごえーのおしらせございます~
ごえーを、
し てください。
ふぁんまで、です。】
ある日の冒険者の宿。
昨夜、依頼を終えたばかりの冒険者一行は寝ぼけ眼で朝食を摂りに一階に降りてきた。
昼近くに降りてきたのでロクな依頼は無いだろうと思っていたら……何だか妙な張り紙を見つけた。
「なんですかこの文章は?」
「子どもが書いたのかな」
宿の亭主に聞いてみると、依頼人はすでに宿にいるという。
依頼人の外見は、人間の衣服を身にまとったリザードマンと思わしき生物だったのだが……。
話を聞いてみると、今回の依頼は依頼人の護衛。
交易都市リューンからファオン行きの船までの護衛依頼だという。
馬車を利用して3日後に船着き場に到着する計画なのだそうな。
旅の経費はすべて依頼人持ちという、かなり気前の良い依頼だった。
依頼人から話を聞いた冒険者たちは相談して(食欲や好奇心が多分に絡んだ)、最終的にこのリザードマンの依頼を受けることに決めた。
朝食を食べ終えた冒険者一行は、依頼人のリザードマン――アランが用立てた馬車に乗って交易都市リューンを旅立った。
リューンを出て数刻が経過したが、依頼人の話通りゴブリンなどの妖魔が出る気配はない。
天候には恵まれず雨が降っているが、馬車の幌(ほろ)の中にいるためびしょ濡れにならずに済んでいる……今のところは。
斥候役である冒険者が道の安全を確認しながら進むと、悪いことに雨脚が強くなってしまった。
馬車の中にはすっかり雨水が入り込んでいる。
夜間になっても雨は止まず、ランタンに火を灯して何とか道を進んでいると……人間の死体を見つけた。
死体は傷だらけであり、何かに引っかかれたかのような傷が残っている。
おそらくは狼だろうと当たりをつけた冒険者は、暗闇から迫る狼の群れをその瞳に捉えた。
戦闘開始である!
……とは言え、駆け出しならいざしらず、狼ごとき冒険者一行の敵ではない。
あっという間に蹴散らし、その後は途中にある小屋で休むことに。
夜間に野盗の襲撃があったが、これも冒険者一行は退けることに成功する。
2日目、天候も回復して進みやすくなった街道を馬車が走る。
道中で川を恐れて馬が足を止めたり、依頼人が主張する道が崖だったりとトラブルはあったが、何とか対処することに成功する。
「崖は空を飛べたから荷物の運搬は楽だったね」
「僕は転げ落ちました。痛い」
そして3日目、ついに冒険者一行は目的の船着き場へと辿り着いた。
予定していた船に乗り込み、まずはしっかりと睡眠を取る冒険者たち。
しかし、この後に起こるとんでもない事件が冒険者たちを待ち構えているのだった……。
船着き場へたどり着くまでの馬車の旅と、ファオン島での冒険の前編・後編に分かれた長編シナリオ。
前半はいかにも胡散臭いリザードマンからの護衛依頼を受け、彼の指し示す道を馬車で進んでいく。
道中、様々なトラブルが発生するが、それらを乗り越えるのが冒険の醍醐味である。
ここでは特定のキーコードが役に立つことがあり、色々と試してみる価値があるので試行錯誤すると楽しい。
後編であるファオン島では、所々に無視できない違和感が数多く存在している。
記憶喪失者が複数人いるという時点で「もうこれは……」といった有り様ではあるが。
さらに追い打ちをかけるように仲間が突如失踪してしまう。
冒険者たちはこの苦難の時を乗り越えるべく、ファオン島を駆けることに。
非常に面白いシナリオなので、ぜひとも一度プレイしてみてほしい。
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