今回の記事はいつものものとは違い、名作フリーゲーム「CardWirth」のシナリオの情報をまとめたものになります。
個人的に気になった技能や道具などがあるシナリオをまとめています。
注意点として、ここにある情報は筆者の個人的な感想や価値観に基づくものであり、客観的・情報的に正しいかは保証できません。
また、すべてのCardWirthシナリオやその作者様・素材制作者様を侮辱・批判するものでもありません。
最低限の情報のみを掲載していますので、シナリオの配布元や現在入手可能かどうかの確認は各自の責任でお願い致します。
CardWirth技能まとめ
■『血ぃ吸いショップ』 腐乱犬様
張り紙から抜粋【世界線と時間軸が入り乱れる場所、『血ぃ吸いハウス』へようこそ。技能 30種、レクチャーします。武器 6種、販売中です。新米冒険者さんにも優しい値段設定でお待ちしております!! 血ぃ吸いハウス一同】
様々な種類の技能と道具を販売する店シナリオ。
道具を含め、全体的に高性能なものが多く販売されている。
技能では、敵一体を確実に混乱状態にして手札交換を行う「黄金の一撃」、高命中で大ダメージを与える「痛撃」、味方全体を大きく回復する「鏡花水月」、敵全体から体力を吸収する「餓狼の牙」、短時間ではあるが味方全体の全能力を強化し勇敢状態にする「薬理の心得」などが強力。
アイテムも同様に強力で、敵一体に対して必中でダメージと行動キャンセルを与える「FDナイフ+」、味方一人に対する短時間のバフと呪縛解除を行う「マルチツールナイフ+」が便利。
ただ、高レベル技能や強力なアイテムは若干高額になっているので、その点には注意をしておこう。
■『交易都市リューン #s』 shaman様
張り紙から抜粋【冒険者よ、旅の準備は万全か? 名立たる大都市の間を結ぶ交通の要衝として栄えるこの都市には様々な地方からの特産品が集まる。その中には君たちの旅に必要な物資や技術もあることだろう。 交易都市リューンは訪れるものを拒みはしない。来れ冒険者たちよ!】
公式の交易都市リューン互換となる街シナリオ。
公式の交易都市リューンで販売されている技能・アイテムの画像違いのものが販売されている。
「遮蔽」のようにオリジナル要素があるがこれだけである。
元ネタも公式シナリオ『見えざる者の願い』でルティアが所持している『魔道遮蔽術』と同じ性能なので、ある意味公式技能とも言えなくもない。
また、公式シナリオ内で入手できる「氷柱の槍」なども普通に購入可能。
技能を取り逃した場合はここで入手できるし、必要なら他の互換シナリオで画像を変更することもできる。
なお、技能使用回数を回復する「魔法薬」は残念ながら販売されていない。
■『旧街道』 SIG様
張り紙から抜粋【交易都市リューンの、かつての主街道のひとつ。人の流れ、物の流れ、それらは常に変わっている。つまりは栄える道も、廃れる道も、恒久ではありえない。】
カードワースシナリオ作者様の中でも有名な方の街シナリオ。
交易都市リューンの技能と共に独自の技能が販売されている。
剣技・短剣術・旋律詠唱(呪歌?)・魔法技能はもちろんだが、最も特徴的なものは銃火器技能とアイテムが販売されていることだろう。
銃火器技能は全体的に命中力が高く、高レベル帯の戦闘シナリオでも攻撃を外しにくいだろう。
アイテムの銃火器の場合は、使用回数無限の武器なのだが弾数をクーポンで管理をしている点に注意をしておこう。
つまり、戦闘中に弾切れになる恐れがあるため、咄嗟の事態に攻撃できないといった状況を避けるためにも弾数を気にかけておこう。
また、高額だが火晶石と魔法薬が販売されている。
■『月待ち図書館』 春野りこ様
張り紙から抜粋【木の葉通りの裏道。ある日、何の変哲もない壁に、男が吸い込まれていったという。】
6種類の技能とそれに対応するアイテムを販売する店シナリオ。
結界術や医療術、銃火器技能と珍しい技能が多い。
技能は、非戦闘時は「解読」や「魔力感知」を行い、戦闘中は敵全体を暴露する「究明結界」、敵全体に大ダメージを与える「青龍召喚」、敵全体にダメージを与えつつ混乱させる「なかま呼び」、味方全体の回復と中毒・麻痺・沈黙・呪縛を解除する「連続治療」、敵全体にダメージを与えつつ全能力を下げる「戦乱のスケルツォ」などが強力。
また、一部の技能は天使などの特定のクーポンが無いと使用できない点に注意をしておこう。
銃火器技能は上記の旧街道と同様に弾数の概念があるため、弾切れにも気をつけよう。
■『無から紡ぐ詩』 春野りこ様
張り紙から抜粋【そこは、なにもない、無と有の境界。無から有になるモノが、そこにある。それは、音のような、魔法のような。そんな破片を、集めてゆくんだ。】
旋律を紡いで効果を現す技能を販売する店シナリオ。
技能については、某ゲームのヒュ○ノスや『旧街道』の旋律詠唱が近いだろうか。
前者についてはreadme内でも言及されている。
技能は物理属性・魔法属性・無属性と分かれているが、「pesante」以外どれも使用時に詠唱が必要になる。
また、追加効果をもつものもあり、購入前にしっかりと説明を確認しておくようにしよう。
技能の中では、味方全体を大きく回復する「brillante」、敵全体にダメージを与えつつ暴露・呪縛状態にする「risoluto」がシンプルに強力。
■『遺された紅き夢』 春野りこ様
張り紙から抜粋【ただ、近くで誰かが笑っていれば。それだけでよかった。】
最初に依頼を受けてから物語が始まるタイプの店シナリオ。
基本的には、討伐依頼を「達成しない」選択肢を選べば店シナリオとして機能するものと思われる。
【器用】と【精神】の2つの適性があるが、技能の性能そのものは同じである。
また、技能の説明を見るとわかるが、吸血鬼専用の技能となる。
つまり、「吸血鬼」に類する称号がないと技能が使えないので注意をしておこう。
技能の中では、敵全体に大ダメージを与える「花弁の紅雨」、敵全体から体力を吸収する「紅雫の結晶」、味方全体の回復と技能カードの配布・勇敢状態にする「紅空の天使」が強力。
CardWirth武器・防具・道具まとめ
■『通りすがりの露天商』 慈乃様
張り紙から抜粋【さしたる用事もなく 街をぶらぶら歩いていたら…】
ちょっとしたアイテムを販売する店シナリオ。
交易都市リューンの画像違いのアイテムと食料品を販売している。
葡萄酒などの一部のアイテムは使用回数が1回ではなく、6回以上使えるものがあるのでお得である。
また、食料品アイテムには「食べ物」・「お酒」などのキーコードが付属しているため、サバイバル系のシナリオでも活躍してくれるだろう。
なお、張り紙にもあるように、選択肢によってNPCを連れ込むことができる。
一緒に冒険する冒険者を探しているのなら考えてみてはいかがだろうか?
■『賢者の塔556号室』 どもしペッテ様
張り紙から抜粋【薄汚れた張り紙を月の光で照らすと、うっすらと文字が浮かび上がった。「ミスリル武器の製作に興味がある者は、賢者の塔の556号室を尋ねたまえ」】
鉱石を使って様々なアイテムを作成する店シナリオ。
同作者様の別シナリオで入手した鉱石を使って、賢者の杖をはじめとした武器・道具を作ることができる。
このシナリオ内では材料となる鉱石を入手できないので、他のシナリオから持ち込む必要がある点に注意。
後述する「ドワーフ領第二鉱山にて」で鉱石を入手できるので、そちらで集めてからこよう。
作成できるアイテムは多くのものは消耗品なのだが、賢者の杖など一部のものは使用回数無限のアイテム。
とくに、ミスリル製の武具は破格の性能を誇るのでぜひとも作成したいところ。
また、使用するエンジンが「PY」の場合は、「ドワーフ領第二鉱山にて」で入手した鉱石をすぐに倉庫送りにする「携帯ポータル」が便利なので購入しておくことをおすすめする。
これがあると荷物袋が荷物で埋もれることを予防できる。
■『ドワーフ領第二鉱山にて』 どもしペッテ様
張り紙から抜粋【冒険者達は鉱石を求めて、南方の鉱山へと向かった。】
様々な功績を入手できる探索シナリオ。
上記の『賢者の塔556号室』と同じ作者様の作品であり、使用する鉱石をここで手に入れることができる。
注意点として、採掘には「探索許可証」を購入するために100spが必要なこと、「ツルハシ」などの必要な道具は自分で用意する必要があることが挙げられる。
また、探索中に敵と遭遇することがあり、奥へ進むほど強力な敵が現れる。
シナリオの適正レベルが高めになっているのはこのためだと思われる。
そのため、探索と戦闘の両方をこなせる冒険者が必要になるので、そういった編成を考えた上で採掘に挑もう。
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