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Web小説おすすめ紹介・感想『転生者の魔都『海鳴市』』

インターネット上に公開されているWeb小説の情報をまとめたものになります。

主に、実際に読んだ作品に対する個人的な感想になります。

今回は転生者の魔都『海鳴市』です。

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転生者の魔都『海鳴市』


■『転生者の魔都『海鳴市』』 
作者:咲夜泪様


あらすじから抜粋【二年前 4月  第一次吸血鬼事件
     6月  第二次吸血鬼事件
     8月  反魔術師同盟事件
 一年前 2月  連続猟奇殺人事件
     7月  アリサ・バニングス誘拐事件
     12月 邪神召喚未遂事件
この物語は魔法少女の物語ではありません。もっと悍ましい何かの物語です。
正義を志す者が初心を貫き通す事は稀であり、悪を志す者が最期まで滅びないかもしれません。】


「魔法少女リリカルなのは」を舞台にしたクロスオーバー作品。

多重クロスオーバー作品であり、数多くの原作からの転生者が存在している。

あらすじにもあるように転生者たちは協調路線とは程遠く、海鳴市は様々な怪事件が発生する地獄となっている。

ある種の独裁によって維持している集団同士が取引を行うことで、街全体の秩序を維持しているような状態。

一応、何も知らない一般人には情報が伏せられているので表面的には現代日本の風景が広がる。

また、転生者たちの扱いが少し特殊で、「①原作A世界に転生→②死後、リリカルなのは世界に再度転生」といった工程を経ている。

そのため、転生者たちは完全に右も左もわからないような人間の方が少数派。

あらすじにある事件や、転生者たちの集団もこの影響を大きく受けている。

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気がついたら同級生が数人消えているとかザラである。

登場人物がとにかく多いが主人公格が3人ほどおり、彼らにスポットを当てて物語が進行していく。

もちろん、転生者とは別にリリカルなのは側の登場人物たちも存在しており、彼女たちも事件へ大きく関わることに。

ただ、多重クロスオーバーである都合上、いくつかの作品を熟知していることが前提となっている。

最低でもジョジョの奇妙な冒険とFateの作品知識が無いと辛い。

また、2024年12月現在、8年の歳月を超えてまさかの新章開始である。

これまでの経緯を考えれば新しい地獄が生まれるとしか思えないが……。

読む人を選ぶタイプの作品だが、ぜひとも一度読んでみて欲しい。

タグ:二次創作 クロスオーバー ファンタジー 現代 転生 ハーメルン

作品はこちらから

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