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今回は『デモンズエデン ~死にゲーを生身で、現代社会を美少女エルフで戦うハメになってしまった~』です。
デモンズエデン ~死にゲーを生身で、現代社会を美少女エルフで戦うハメになってしまった~
■『デモンズエデン ~死にゲーを生身で、現代社会を美少女エルフで戦うハメになってしまった~』
作者:ぎむねま様
あらすじから抜粋【VRギア『ドリームフレーム』の発売により、機械と脳が繋がる時代がやって来た。
誰もが待ち望んだフルダイブゲームの登場。ラノベの世界が現実に。
だが、VRゲームに明るい未来は訪れない。……なぜか?
脳に接続するVRギアは危険な電子ドラッグをも同時に生み出してしまったからだ。
使っても減らない麻薬。VR空間は麻薬中毒者が蔓延る地獄と化した。
たちまち規制され『ドリームフレーム』は日本では手に入らないガジェットになってしまう。
そんな時、失明した高校生『柏木洋』は臨床試験として『医療用ドリームフレーム』を手に入れる。
医療用ロックを外し、フルダイブゲーム『デモンズエデン』に興じる洋であったが、時を同じくして北米では麻薬でトランス状態になった二千人を生贄に悪魔召喚が試みられていた。
洋は奇しくも悪魔召喚に巻き込まれ、デモンズエデンの世界に囚われてしまう。
魂が欠けてしまった洋は、ゲームを攻略するまで元の体に戻れない。
一方で、ゲームのキャラとして作成し、二千人の魂から『錬成』されたエルフの少女の姿であれば、現実世界に『侵入』する事が可能であった。
魂の重さは21グラム
少女の重さは42キロ
二千人の魂を異界に送り
一人の少女を呼び寄せた】
オリジナルの現代日本とファンタジーの両方を舞台とした作品。
この手の作品には珍しく、主人公がゲーム世界と思わしき場所へ転移した後でも日本へ戻って活動することが挙げられる。
物語序盤は主人公が異世界で奮闘するところから始まり、そこで得たゲーム要素が現実世界側へと持ち込まれることから異常が本格化していく。
また、主人公が特殊な存在であることが公に認知されており、何なら日本政府はもちろん米軍も動いている。
結果、主人公は日本世界と異世界の間で転移を繰り返す形で冒険を進めていく。
主人公以外にも、異世界側へ送り込まれた人間がいるため、まずはそういった人々の救出活動を行うのだが……。
物語全体を通して丁寧な描写がされており、政治的駆け引きや医療機関の描写などにも力が入れられているため面白い。
タグ:オリジナル ファンタジー 現代 転移 憑依 TS TRPG ダンジョン 異世界から帰還 ハーメルン
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