インターネット上に公開されているWeb小説の情報をまとめたものになります。
主に、実際に読んだ作品に対する個人的な感想になります。
今回は『用務員さんは勇者じゃありませんので』です。
注意点として、ここにある情報は筆者の個人的な感想や価値観に基づくものであり、客観的・情報的に正しいかは保証できません。
また、すべてのWeb小説やその作者様・素材制作者様を侮辱・批判するものでもありません。
最低限の情報のみを掲載していますので、Web小説が現在閲覧可能かどうかなどの確認は各自の責任でお願い致します。
用務員さんは勇者じゃありませんので
■『用務員さんは勇者じゃありませんので』
作者:棚花尋平様
あらすじから抜粋【部分的学園異世界召喚ですが、主役は用務員さんです。
魔法学園のとある天才少女に、偶然、数十名の生徒・教師ごと召喚されてしまいます。
その際、得られるはずの力をとある生徒にぶんどられてしまった一般人の用務員さん(三年契約延長なし。三流私大卒業後就職に失敗、派遣や契約社員で食いつないできた25歳、用務員二年目、手取り月給12万弱)。
ぶんどられた用務員さんを不憫に思った神様に用務員さんが願ったことは……。】
あらすじにもあるように、非常に不遇な状態からスタートする異世界転移もの。
とにかく本当に何も無い状態から主人公が脱却するために努力していくことが序盤の展開となる。
一応、主人公一人だけの状態は割りとすぐに解決するので読んでいて孤独感はない。
同じように異世界へ転移した生徒たちと早い段階で遭遇するので、本当に一人だけでどうこうするのは最序盤だけである。
また、上記の『暗黒大陸-成り上がり系VRMMOトリップ物』ほどではないが、冒険者(作中ではハンターなど)があまり社会的地位が高いとは言えない。
その結果、主人公側が権力者側からの問題に巻き込まれるケースが目立つ。
当然、後者の方が社会的には強者なのでいまいちスッキリしない結末になることも。
しかし、よくある俺TUEEE系などとはまったく違うので、そういった作品を探している人は楽しめるだろう。
ちなみに、書籍化・コミック化の両方を達成している作品なので知ってる人も多いかもしれない。
タグ:オリジナル ファンタジー 転移 ダンジョン なろう