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主に、実際に読んだ作品に対する個人的な感想になります。
今回は『魔術漁りは選び取る』です。
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魔術漁りは選び取る
■『魔術漁りは選び取る』
作者:らむなべ様
あらすじから抜粋【傭兵団の下っ端……のさらに下、戦場漁りのカナタは子供ながら生きるために戦場で金目のものを漁り続ける生活を送っていた。
そんなカナタの唯一の楽しみはたまに落ちている魔術の残りかす……魔術滓と呼ばれる小石を拾う事。魔力の塊ではあるが残りかすなため何にも使えず、時間が経てば消えてしまう何の意味もないそれを眺めるのが好きだった。
カナタの生きる場所で綺麗なものはそれくらいしかなかったから。
しかし、その残りかすからカナタは魔術の欠片、痕跡を徐々に見つけていく。
地道に。一つ一つ。そうして、彼はついにチャンスを掴む事になる。】
あらすじにある通りの作品。
親の死によって孤児となった主人公が戦場漁りをして生きていく中で、とある趣味が人生を大きく変える転換点となる。
いわゆる成り上がりものに分類される作品なのだが、主人公を含めて登場人物が丁寧に描かれている。
とにかく文章のレベル高く、都合の良いヒロインや踏み台キャラといった煩わしいものを見なくてすむので評価が高い。
主人公自身も善人かつ努力の人であるため読んでいて不快感がない。
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また、この作品のテーマの1つである「魔術」なのだが、作中内である程度の説明がされ、主人公をはじめとした人物たちが使用している。
読む側としてはふんわりとした理解でも問題なく読み進められるので、厳格な理解はあまり必要ではないと思う。
もちろん、設定をガチガチに固めた作品も面白いが、さらっと読む分にはこちらの方がありがたいだろう。
多くの人におすすめできる作品なので、ぜひとも一度読んでみて欲しい。
タグ:オリジナル ファンタジー ハーメルン
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