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今回は『Chaos;an onion HEAD(Chaos;HEAD×ネギま!)』です。
Chaos;an onion HEAD(Chaos;HEAD×ネギま!)
■『Chaos;an onion HEAD(Chaos;HEAD×ネギま!)』
作者:変わり身◆bdbd4930様
本編から抜粋【―――西條拓巳、という一人の少年が居た。
「三次元に興味は無いよ」と言い切り、老朽化し始めたビルの屋上に設置された基地(ベース)と呼ぶコンテナハウスで、大量の美少女フィギュアに囲まれながら生活する、引きこもり一歩手前の高校二年生。
人との直接的なコミュニケーションを嫌い、最低限の外出しかしないネット依存症の少年。
「疾風迅雷のナイトハルト」というハンドルネームで一日中ネットゲーム―――エンスパイア・スウィーパー・オンライン、通称「エンスー」―――をプレイし、学校は出席日数を計算して必要以上に出席しない。
引っ込み思案で、人と話せば必ずと言って良いほどに呂律が回らず、それが女性だった場合には最悪パニック状態に陥ってしまうほど。
周囲からは引きこもり、もしくはキモオタと認識されているが、引きこもりの部分だけは本人的には違うらしく、それを否定している。
強い妄想癖があり思い込みも激しく、しばしばネガティブな方向へと思考が暴走し被害妄想に陥ってしまうが、逆に辛い現実から逃避し只管自分に都合のいい妄想をしてそれに浸ることもあり、常に情緒が安定しない。
その妄想力の強さたるや、自分の好きなアニメ作品―――ブラッドチューン・THE ANIMATION。通称「ブラチュー」―――のキャラクター、自称「僕の嫁」の【星来オルジェル】を脳内に投影し、その自立した人格との会話が可能というレベルにまで達していた。
所謂、空気嫁、もしくは脳内嫁である。
他人から見れば、情けないキモオタ。
自らの意に沿わない現実に直面するとすぐに逃げ出し、しかもその原因を他人の所為として責任転嫁するダメ人間。
……それが、西條拓巳という少年―――その、【設定】だった。】
「魔法先生ネギま!」と「CHAOS;HEAD」のクロスオーバー作品。
CHAOS;HEAD原作本編終了後の主人公「西條拓巳」が、何の因果かネギ・スプリングフィールドになってしまうところから物語は始まる。
彼は自分自身についての記憶をはっきりと保持していたこと、さらにいつの間にか別人に成り果てていたというショックから引きこもりになってしまう。
原作におけるネギ少年もある意味引きこもりに近い精神状態だったが、こちらはより顕著だと言える。
当然、中の人が別人なのでネギま原作における登場人物との関係性も変化していくことに。
また、彼がもっていたギガロマニアックスの力はいまだ行使可能であることが、とある事件の際に証明された。
結果、様々な流れが歪むことになった。
ちなみに、第1部はネギ・スプリングフィールドの故郷である村が舞台。
第2部は原作同様麻帆良学園を舞台としている。
もちろん、ギガロマニアックスと相性の良さそうな彼女も主要人物として登場する。
タグ:二次創作 クロスオーバー ファンタジー 現代 転生 憑依 理想郷
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