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今回は『予言の経済学 ~巫女姫と転生商人の異世界災害対策~』です。
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予言の経済学 ~巫女姫と転生商人の異世界災害対策~
■『予言の経済学 ~巫女姫と転生商人の異世界災害対策~』
作者:のらふくろう様
あらすじから抜粋【「どうか聞いてください。今年、西方より大いなる災いがこの国を襲います」
平和を謳歌する王国に王女アルフィーナの不吉な予言が告げられる。
だが、反逆者の血筋を疎まれる姫の言葉は無視される。
経済学部院生から行商人の子に転生した主人公リカルドは身分社会で大商人の妨害に苦戦。情報を求めて入った学院でも早々に反感を買っていた。
そんなリカルドを庇ったのはアルフィーナだった。「王女なんてボラティリティーの高い
人間には近づかない」と保身に走ろうとするリカルド。
だが「策士を気取ってる割にチョロい」と幼馴染に嘆かれる彼は、姫の予言に巻き込まれていく。
「もっともらしさは問題じゃない。
仮説の成否を検証できるデータをどう取るかが重要だ」
災厄の本体ではなく被害後しか映さない予言に対し、リカルドは現代知識の概念を魔力災害に応用することで解明していく。】
オリジナルのファンタジー世界へ転生した主人公の物語。
あらすじにあるように、物語は予言という曖昧なものを調査して具体的な物として対処していくことから始まる。
調査もそうなのだが、物語全体の描写が非常に丁寧なのがこの作品のポイントの1つ。
予言のイメージからわかることを取り出していって、それがどういった意味を持つのかを検証していく。
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一般的なファンタジー世界を冒険するという作品ではないため、上記をはじめ、とにかく人間関係や政治・経済関係の描写が色濃い。
また、その性質上ミステリーとしての側面もあるため、「ファンタジー世界で探偵をする」という部分もあるかと思う。
稀有な特徴なので、この部分を面白いと感じる人はいるだろう。
タグ:オリジナル ファンタジー 転生 歴史 完結済み なろう
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