「SSD」はパソコンのストレージとして広く普及していますが、当然寿命があります。
大切なデータを守るためにもSSDの状態を把握しておきたいですが、診断方法がわからないと難しいですよね。
また、SSD診断に使えるフリーソフトも知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- SSDの状態を診断する方法とは?
- SSDの診断に使えるフリーソフトとは?
これらの情報をまとめてみました。
SSDの状態を診断する方法とは?
SSDの健康状態を診断する方法としては、Windowsに元々搭載されている「エラーチェック」という機能を使用すれば診断することができます。
具体的な方法としては、以下のような手順になります。
1・タスクバー左下のスタートボタンを右クリック
2・項目の中にある「エクスプローラー」をクリック
3・項目の中にある「PC」をクリック
4・SSDなどが表示されるので該当のSSDを右クリックし、「プロパティ」をクリック
5・プロパティ画面で「ツール」タブをクリック
6・「エラーチェック」の「チェック」を選択
7・「ドライブのスキャン」で確認
以上です。
スキャンが完了すると、そのSSDの健康状態がデータとして表示されます。
診断結果で異常が見つかった場合は、修復機能を使って回復しましょう。
こうすることで、データの記憶領域にある問題部分を自動的にチェックし、それが軽度であれば修復できるからです。
また、上記よりも詳細な診断や不良セクタの検出を行いたい場合は、コマンドプロンプトで「CHKDSK」コマンドを使用する方法があります。
具体的な方法としては、以下のような手順になります。
1・「スタート」メニューを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択
2・以下のコマンドを入力し、Enterキーを押す。《chkdsk C: /f /r /x》
3・《chkdsk C: /f /r /x》(※「C:」はチェックしたいドライブ文字に置き換える)
4・システムドライブの場合、次回再起動時にチェックするよう求められるので指示に従う
5・スキャンと修復が完了。結果が表示される
以上です。
SSDの診断に使えるフリーソフトとは?
SSDの故障診断にはWindowsに元々搭載されている「エラーチェック」という機能がありますが、フリーソフトでこれを代用することができます。
有名なフリーソフトだと「CrystalDiskInfo」が挙げられます。
「CrystalDiskInfo」はSSDの健康状態などを確認できるフリーソフトです。
SSDの障害の早期発見や、故障の予測を目的とした自己診断情報を確認することができるので非常に有り難いソフトです。
ちなみに、SSDの障害に関する情報としては「S.M.A.R.T.(スマート)情報」が重要となります。
「S.M.A.R.T.(スマート)情報」とはSSDの健康状態を、SSD自身が表示する各種の情報ことを指しています。
例えば、現在までに発生したエラーの発生頻度や、エラー発生時の中で最も状態が悪かった際の記録などが該当します。
そして、「S.M.A.R.T.(スマート)情報」には各種項目があり、現在値が「しきい値」(※通常と想定される値の範囲)を下回る状態になると、そのSSDが故障の可能性があると判断することができます。
これらの情報はSSD本体に記録されているため、「CrystalDiskInfo」を使えば効率的に閲覧が可能です。
以下のページに、「CrystalDiskInfo」のインストール方法と表示される各種情報の詳細が記載されています。
CrystalDiskInfo(クリスタルディスクインフォ)の情報の見方、使い方をご紹介
まとめ
SSDの健康状態を診断する方法としては、Windowsに元々搭載されている「エラーチェック」という機能を使用すれば診断することができます。
具体的な方法としては、以下のような手順になります。
1・タスクバー左下のスタートボタンを右クリック
2・項目の中にある「エクスプローラー」をクリック
3・項目の中にある「PC」をクリック
4・SSDなどが表示されるので該当のSSDを右クリックし、「プロパティ」をクリック
5・プロパティ画面で「ツール」タブをクリック
6・「エラーチェック」の「チェック」を選択
7・「ドライブのスキャン」で確認
以上です。
また、フリーソフトで上記の機能を代用することができます。
有名なフリーソフトだと「CrystalDiskInfo」が挙げられます。
「CrystalDiskInfo」はSSDの健康状態などを確認できるフリーソフトです。
SSDの障害の早期発見や、故障の予測を目的とした自己診断情報を確認することができるので非常に有り難いソフトです。