SSDを購入する時の注意点とは?やるべきことは?元に戻す方法は? | ごろん小路。

SSDを購入する時の注意点とは?やるべきことは?元に戻す方法は?

「SSD」はパソコンのデータを保存するための大切なパーツですが、このSSDを購入する際に注意すべきことがよくわからないと思います。

安い買い物ではないので、SSDを購入する前に注意するポイントは知っておきたいですよね。

また、SSDを購入したらやるべきことや購入時の状態に戻す方法も同様です。

そこで今回の記事では、

  • SSDを購入する時の注意点とは?
  • SSDを購入したらやるべきことは?
  • SSDを購入時の状態に戻す方法とは?

これらの情報をまとめてみました。

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SSDを購入する時の注意点とは?

SSDを購入する時の注意点としては、まずSSDの特徴を把握しておくことが大切です。

具体的な特徴としては、以下のようなものが挙げられます。


1・メモリーチップを媒体にした記録、読み出しを行う装置
2・外部からの衝撃に強い
3・HDDと比較すると消費電力が少ない
4・物理的に駆動する部品が無いため、動作音や振動が発生しない
5・構造上の違いにより、読み書きの速度が非常に速い
6・HDDよりサイズが小さく、軽い
7・容量単価がHDDに比べて非常に高価
8・突然故障してデータの読み出しができなくなる場合がある

以上です。

同じデータの記憶媒体であるHDDと比較すると、SSDは全体的に高性能ですが値段が高い傾向にあります。

さらに、何らかの理由によりSSDが故障してしまうと、保存形式の関係からデータの復旧が絶望的という問題もあります。


また、SSDには「インターフェース(接続規格)」と「フォームファクタ(規格サイズ)」に複数の種類が存在します。

購入前に、自分のパソコンに合うかどうかを必ずチェックしておきましょう。

SSDのフォームファクタは、おもに「2.5インチ」・「1.8インチ」・「mSATA」・「M.2」の4種類があります。

まず「2.5インチ」は、基本的にはほとんどのパソコンに適合することが特徴になります。

こちらはHDDと同様に「SATA ケーブル」で接続するため、設置が楽に行えるという利点があります。

デスクトップパソコンで使用する場合は、2.5インチSSDを3.5インチベイに取り付けるためのアダプタを利用します。


次の「1.8インチ」のSSDは、ノートパソコンや超小型デバイスに使用されることが多いフォームファクタです。

別名「Micro SATA SSD」とも呼ばれています。

こちらのSSDはインターフェースの都合上、現在では採用されることが少なくなりました。

そのため、この規格のSSDを購入しようとしている場合は注意をしておきましょう。


3番目の「mSATA」はSATAインターフェースを小型化したフォームファクタです。

後継規格であるM.2が普及するまで、ノートパソコンや小型デバイスなどの小型製品に使用されていました。

そして、この規格も上記の1.8インチと同様に姿を消しつつあります。


最後の「M.2」は上記「mSATA」の後継機であり、現在のノートパソコンやデスクトップパソコンで多く採用されています。

mSATAと同様に基板がむき出しの形状が特徴的です。

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M.2は、SATAだけでなくPCIeインターフェースにも対応しています。

SSDを購入したらやるべきことは?

SSDを購入したらやるべきことは「フォーマット」が挙げられます。

新品のSSDをPCに搭載しても、そのままではストレージとして使用できません。

これは内蔵SSD・外付けSSDのどちらを接続してもパソコンが正常に認識しないのが一般的です。

そのため、新しいSSDを正しく認識させて使えるようにするには、使用するパソコンに接続した状態でフォーマットをする必要があるわけですね。

Windows11でSSDをフォーマットする際は、以下の手順で実行できます。


1・画面左下のスタートボタンを右クリックして、「ディスクの管理」をクリック
2・画面左側にあるディスクの項目から、フォーマットしたいSSDを見つける
3・そのディスクのところで右クリックし、「ディスクの初期化」をクリック
4・新しく表示されたウィンドウでパーティションスタイルに「GPT」を選択する
5・「OK」クリック

以上です。

フォーマットが完了したら、該当するSSDを右クリックして「新しいシンプルボリュームウィザード」から設定を行いましょう。

SSDを購入時の状態に戻す方法とは?

SSDを購入時の状態に戻す方法としては、「DiskPart Cleanコマンド」が挙げられます。

DiskPart Cleanコマンドを使用すれば、SSDのパーティションを削除して未初期化状態にリセットすることができます。

具体的な方法としては、以下のような手順になります。


1・スタートメニューを開き、「cmd」と入力
2・左側に表示されたコマンドプロンプトを右クリックして[管理者として実行]を選択
3・コマンドプロンプトが起動するので、「diskpart」と入力し、Enterキーを押す
4・「list disk」と入力し、Enterキーを押すと、接続されているすべてのディスクが表示されます
5・ディスクの容量などから初期化する対象を選別
6・仮に、初期化するディスクがディスク1である場合は、「select disk 1」と入力(数字の部分を適宜変更する)
7・ディスク1が選択されたことを確認して、「clean」と入力し、Enterキーを押す

以上です。

注意点として、「DiskPart Cleanコマンド」は非常に強力なコマンドです。

間違ったディスクをcleanしたら大変面倒なことになるため、作業は慎重に行うようにしましょう。

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まとめ

SSDを購入する時の注意点としては、まずSSDの特徴を把握しておくことが大切です。

その上で、SSDを購入したらやるべきことは「フォーマット」が挙げられます。

Windows11でSSDをフォーマットする際は、以下の手順で実行できます。


1・画面左下のスタートボタンを右クリックして、「ディスクの管理」をクリック
2・画面左側にあるディスクの項目から、フォーマットしたいSSDを見つける
3・そのディスクのところで右クリックし、「ディスクの初期化」をクリック
4・新しく表示されたウィンドウでパーティションスタイルに「GPT」を選択する
5・「OK」クリック

以上です。

フォーマットが完了したら、該当するSSDを右クリックして「新しいシンプルボリュームウィザード」から設定を行いましょう。

また、SSDを購入時の状態に戻す方法としては、「DiskPart Cleanコマンド」が挙げられます。

しかし、「DiskPart Cleanコマンド」は非常に強力なコマンドです。

間違ったディスクをcleanしたら大変面倒なことになるため、作業は慎重に行うようにしましょう。

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