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主に、実際に読んだ作品に対する個人的な感想になります。
今回は『迷宮クソたわけ』です。
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迷宮クソたわけ
■『迷宮クソたわけ』
作者:イワトオ様
あらすじから抜粋【奴隷狩りに捕らえられた少年は商人に買われ、冒険者の道を強要される。
冒険者適性が壊滅的になかった少年は仕方なく、誰でもなれる(そして一番死にやすい)魔法使いとして迷宮に挑むのだ。】
あらすじにもあるように、奴隷となって冒険者をやることになった「ア」が主人公。
「僕は債権奴隷なんですけど、奴隷管理局にご主人が届け出たときに、名前を適当に付けたんです」とのこと。
主人公は特別な存在ではなく、チートなどもない。
何なら1話からパーティには死人が出ているなど、劣悪な状態からのスタートである。
そんな弱小冒険者の主人公だったが、迷宮に潜り続け、さらに様々な人との出会いが彼の実力を高みへと導いていく。
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また、物語中盤以降はダンジョン以外を舞台にした冒険も行う。
何ならちょっとした戦争にも関わるので、冒険の幅はかなり広いのが嬉しいところ。
ちなみに、読んでいるとすぐに分かるかと思うが、本作品は「ウィザードリィ」のオマージュ的作品である。
ウィザードリィの冒険者たちをイメージして作品を読み進めると、どういった状況かを理解する時の助けになるかと思う。
多くの人におすすめできる面白い作品なので、ぜひとも読んでみほしい。
タグ:オリジナル ファンタジー ダンジョン カクヨム
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