CardWirthシナリオ感想・おすすめ『庭園の国、王の証』 | ごろん小路。

CardWirthシナリオ感想・おすすめ『庭園の国、王の証』

名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。

主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。

今回は『庭園の国、王の証』です。

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庭園の国、王の証


■『庭園の国、王の証』 無名し様 対象レベル:6~9



張り紙から抜粋【庭園から帰らない妹を、連れ返して欲しい。】


「私の妹が、この中から帰ってこないの」

リューンの高級住宅街の一角、エイリスヴェール家の邸宅。

冒険者たちはその邸宅が擁する広大な庭園の前で、依頼人であるミリア・エイリスヴェールと顔を合わせていた。

依頼人によれば、この庭園には特殊な結界魔術の影響下にあるという。

その名も「決闘者の国」……この時点で嫌な予感がした冒険者は長生きできるタイプ。

いわく、特定の条件により結界内外の出入りを制限する効果があるのだとか。

そして、その条件とは、「特定のカードを所有すること」・「カードの所有者同士で戦い、負けるか勝ち残ること」である。

しかし、依頼人の手元には現在使用できるカードがない……そこで冒険者たちをカードとして扱い、結界内部へ入る方法を提案するのだった……。


ようするに「◯ュエル開始ィィィ」なシナリオである。

一応、戦闘そのものはいつものカードワース方式なのだが、冒険者がカードとして扱われるという都合上、一人ずつ召喚するという形態で戦闘に参加していく。

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そのため、一人目・二人目あたりの冒険者の戦闘能力が低いと非常に辛いことになる。

また、相手の使用するカード=モンスターもかなり強力な性能であり、舐めてかかると痛い目を見る。

最初から場にいる、主力となるカブトムシはもちろん危険だし、後から追加召喚される蝶は状態異常をバラ撒いてくるため素早く倒そう。

相手のフィールドに存在するモンスターをすべて倒せば戦闘に勝利できる。

後は依頼人の妹を連れ帰れば依頼達成である。

ちなみに、冒険者をカードにする際、属性やらレベルやらが設定されるが、これはその冒険者の現在のレベルや職業、種族によって変化が生じるようだ。

例えば、種族:吸血鬼だと闇属性、職業:聖職者なら光属性といった感じである。


総括すると、シリアスとギャグの両方が奇跡的なバランスで両立しているシナリオ。

このシナリオは元々、特定のお題をテーマにして制作された作品であり、お題を競合させずスムーズに噛み合わせた傑作と言える。

ちなみに、無茶降りがすぎるお題はreadmeに記述されている……なぁにこれぇ。

なお、報酬も多く、さらに技能カードも貰えるためかなり割の良い仕事ではあるのだ。

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