CardWirthシナリオ感想・おすすめ『哀歌』 | ごろん小路。

CardWirthシナリオ感想・おすすめ『哀歌』

名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。

主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。

今回は『哀歌』です。

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哀歌


■『哀歌』 jim様 対象レベル:4~6



張り紙から抜粋【「辺境の町ヘリングまで
 医療品を運んでほしい。
 信頼のできる冒険者を募集。」

友人をたずねる途中だ。
行きがけの駄賃にはちょうどいい。】


冒険者は医療品を届ける依頼を受けていた。

リューンにて交易を営む商人が、治安が悪化した辺境の町に商品を届けてほしいと依頼をしてきたのだ。

荷物を背負い、王国外縁部の森の中を足早に駆けていく。

まさに「治安が悪い」という言葉通り、現地では盗賊が跋扈していた――今、そいつらに追われている。

荷物という重荷を背負った状態では上手く走れず、ついに盗賊たちに追いつかれてしまった。

しかし、こちらは歴戦の冒険者である。

盗賊如きに遅れは取らない。

相手の数が多いことだけが気がかりだったが、途中で割って入った王国騎士(しかも軍馬に騎乗)のおかけで助かった。

弓が放たれると、盗賊たちは蜘蛛の子を散らすように森の中へと消えていった。

ところが、冒険者たちの目的地である宿の亭主から「トランの領主」が殺されたという話を聞く。

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冒険者の一人にとってそのトランの領主――アルバーティ卿は師のような存在で、彼から魔術や冒険術を習ったのだ。

娘である「トルジェリン」の友人でもある。

熟考の末、冒険者たちはことの真相を確かめるべく、アルバーティ卿の治めるトラン高原へと向かうのだった……。


総括すると、冒険者の背景を肉付けする面白いシナリオ。

シナリオ全体を通して重苦しい雰囲気が漂う。

かつて様々な知識や技を教えてくれた恩師に会いに行くわけだが、残念ながら喜ばしい結果は待っていない。

数々の修羅場を乗り越え、一角の英雄と呼ばれた人物の末路を描いた作品なのだから当然ではあるが。

目的地である館では、アンデッドが多数徘徊しており異常さを嫌でも思い知ることになる。

また、冒険者たちで「トルジェリン」を保護すると彼女を連れ込める。

正常な肉体を持たない存在となっているが、不死者ではないため聖水などは無効である。

その性質上、回復手段に難儀するかと思われるが、全属性の回復技能などが販売されている店シナリオがあるのでそれを活用すると良いだろう。

面白いシナリオなので、ぜひとも一度プレイしてみてほしい。

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