CardWirthシナリオ感想・おすすめ「尖り帽子と‥‥」 | ごろん小路。

CardWirthシナリオ感想・おすすめ「尖り帽子と‥‥」

名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。

主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。

今回は「尖り帽子と‥‥」です。

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尖り帽子と‥‥


■『尖り帽子と‥‥』 Mah様 対象レベル:3~5



張り紙から抜粋【郭公や ほんにたのしき鳥さんや
     翔んで謠うは まっこと其方

郭公や ほんにめでたい鳥さんや
     その滂沱めは 伍時を打つ迄】


呪われた森を舞台にした探索兼戦闘シナリオ。

描写が非常によく練られており、古風な文体と画像演出が冒険への没入感を与えてくれる。

依頼としては上記にあるように森の探索を行い、そこから目的の品を回収すること。

依頼人から話を聞いて現地へと訪れた冒険者たちだったが、この森の異常性をすぐに体感することになる。

この呪われた森……「沈黙の森」では文字通り音が消え失せ、すべてが「沈黙」状態になってしまう場所なのだった。

当然、呪文詠唱を必要とする魔法などはそのままでは使えない。

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救済措置として、依頼人から沈黙を解除するアイテムを貰うことができるが、これだけでは心もとないだろう。

ちなみに、「沈黙を解除」する以外にも、「魔法を解除」・「呪縛を解除」などでも同様の効果を見込める。

筆者はこのシナリオを初めてプレイした時、この仕様がわからなかったので非常に苦労した。

また、道中の雑魚戦と最後のボス戦も非常に難易度が高い。

場合によっては常時沈黙状態で戦闘をすることになるため、これがとても辛い。

「癒身の法が使えないんだよぉ!」

とは言え、それを乗り越えられればエンディングまですぐである。

とても面白いシナリオなので、ぜひとも一度遊んでみてほしい。

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