CardWirthシナリオ感想・おすすめ『傍迷惑な晩餐会』 | ごろん小路。

CardWirthシナリオ感想・おすすめ『傍迷惑な晩餐会』

名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。

主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。

今回は『傍迷惑な晩餐会』です。

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傍迷惑な晩餐会


■『傍迷惑な晩餐会』 小柴様 対象レベル:3~4



張り紙から抜粋【ナイト・オブ・ジャック さぁかがり火を焚け ナイト・オブ・ディナー さぁお皿を並べよう 今宵は死者の門が開く日 さぁナプキン敷いて 皆で美味しく召し上がれ】


かがり火の使者(精霊)を連れて、山奥をトボトボ歩く冒険者たち。

今日は収穫祭、「夏の終わりの日」とも呼ばれ、その節目となる今日の夜には死者たちの住まう国との境目である「死者の門」まで開くという。

その死者の門をどこに開くのか予測する人が現れ、それが本当なのか確かめるべく冒険者が雇われた……つまり、我々のことである。

死者の門は直接目で見ることができないため、それができるかがり火の使者を精霊宮から雇っての探索仕事となったわけです。

精霊のレンタル費用は銀貨24枚。

このままでは赤字になる……とボヤいた冒険者の目の前でかがり火の使者が風に流されていった。

慌てて追いかける冒険者たちだったが、しばらくすると立派な一軒のお屋敷が見えてきました。

豪華な扉の前に立て看板も見えるが……。


「死者の門」を捜索する探索シナリオ。

「死者の門」の捜索依頼を受けた冒険者たちだったが、かがり火の使者を追いかけているうちに立派なお屋敷の前へとたどり着く。

怪しさ満点であったが、食糧をかがり火の使者に燃やされていたため、仕方無しに料理店「南瓜軒」に入っていく。

怪しい料理店、死者の門、名前に南瓜と、ここまでくれば予想ができようというもの。

中に入って席へ案内されると、料理に使用するドレッシングや肉の焼き加減などを指定できる。

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その後、別の部屋まで案内される冒険者だったが、突如として入ってきた扉が閉まってしまう。

お察しの通り、冒険者が料理されるわけである。

戦闘が開始されるが、トゲの付いた床を破壊して通れる場所を通過していくギミック戦闘となる。

さらに、ここに来るまでに選んだ料理の注文に応じた変化が現れる。

選択肢によっては戦闘がかなり辛くなるので注意をしておきたい。

南瓜型の出入り口までたどり着けば戦闘終了である。

「成敗!」

そして、依頼にあった「死者の門」の存在を確認した冒険者たちは、生者の門をくぐって現世へと戻ったのであった。

総括すると、死者と生者の境界線を渡り歩く幻想的なシナリオ。

件の料理店の中にはあきらかに人間以外の客が多数いるので、冒険者もここが普通の場所でないことを察している。

また、戦闘も敵として表示されるトゲを破壊すると、ちょっとした小ネタが仕込まれているため飽きさせない。

実に面白いシナリオとなっているので、皆様もプレイしてみてはいかがだろうか?

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