CardWirthシナリオ感想・おすすめ『15年と7日』 | ごろん小路。

CardWirthシナリオ感想・おすすめ『15年と7日』

名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。

主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。

今回は『15年と7日』です。

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15年と7日


■『15年と7日』 バルドラ様 対象レベル:1~3



張り紙から抜粋【さっきからあいつが横でブツブツうるさくてかなわない。
ただでさえリューンゼミの声がこんなにも酷いというのに――】


とある猛暑のある日。

冒険者の宿で仲間の一人が「そうめんそうめん」と独り言を続けていた。

何でも、この猛暑が耐え難く、異国の地に習ってそうめんを食べることで涼しくなりたいのだそう。

「脳天が麻痺するまでそうめんを味わい尽くす脅威のフェスタ!」とか何とか。

そんな話題で盛り上がっていると、宿の亭主が依頼を持ってきてくれた。

「依頼人に話を聞くんだ」
「蝉が依頼人!?」

そう、蝉が依頼なのだった。

件の蝉――セミコ嬢によると、セミマロと呼ばれる蝉を討伐してほしいとのこと。

セミマロは他の蝉から力を奪い取り、自分だけ蝉の寿命を超越しようと画策しているらしい。

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最近、冒険者の宿周辺で蝉の死骸が多いのはそのせいか……、と冒険者は思った。

依頼人は蝉だが報酬は銀貨で出るそうなので、暇を持て余していた冒険者一行は依頼を受けることにした。

さて、まずはセミマロとどう戦うかを考えなければならないが……。


総括すると、一風変わった討伐シナリオ。

内容としてはセミマロを討伐する戦闘シナリオなのだが、冒険者たちが非常によく喋る。

普段から仲の良い冒険者一行だと非常に微笑ましいシナリオだと言えるだろう。

また、報酬として銀貨に加えて技能も貰えるので、駆け出し冒険者にはありがたい。

いるかどうかはわからないが、「種族:蝉」か自分から特殊な音を出す種族に適した技能となっている。

使用する分に制限はないが、やはりそういったことができるPCだと映えると思う。

最初から最後まで面白いシナリオなので、ぜひとも一度プレイしてみてほしい。

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