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Web小説おすすめ紹介・感想『ACfA RAVEN LIFE』

インターネット上に公開されているWeb小説の情報をまとめたものになります。

主に、実際に読んだ作品に対する個人的な感想になります。

今回は『ACfA RAVEN LIFE』です。

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ACfA RAVEN LIFE


■『ACfA RAVEN LIFE』 
作者:D-delta様



あらすじから抜粋【レイヴン
それはAC(アーマードコア)を駆り、国家解体戦争以前に活躍した傭兵たちの総称。
国家解体戦争以前当時、レイヴンはいままでの戦争を変えてしまうほど最高戦力の一つとしてあらゆる戦場で活躍していた。
しかしレイヴンの時代は突如として終わりを迎える。
国家解体戦争という名の戦争に現れたネクストとそれに乗るリンクス。
当時最高戦力と呼ばれたレイヴンとACの組み合わせを遥かに凌駕するネクストとリンクスはその圧倒的な力を以て、立ち向かう全ての者を鉄塊と肉塊に変えていった。

それは淘汰というべきものだろう。
国家解体戦争から始まり、リンクス戦争を経てレイヴンが今まで保ってきた最高戦力の座は全てリンクスに明け渡すことになったのだ。

そして経済戦争、現在。
レイヴンという存在はノーマル乗りと大差ない存在となっていた。

これはかの伝説的なレイヴンの物語でもなければ、首輪付きの物語でもない。
ただ一人のちっぽけな若いレイヴンの物語である。】


「ARMORED CORE for Answer」の二次創作作品。

原作ゲーム主人公や主要人物たちのような「リンクス」ではなく、前時代の遺物である傭兵の「レイヴン」を主人公に据えている。

主人公の名前は「トーマス=フェイス」

彼がGA製のノーマル「GA03‐SOLARWIND」で砂漠化した街を移動しているところから物語が始まる。

主人公が最初に配置されたのは、GA傘下であるBFFのアームズフォート――「スピリット・オブ・マザーウィル」の随伴歩兵だった。

原作ゲームを知っている人なら、その首が死神の鎌の下にあることが予想できるだろう。

「白い閃光」が来るのだ。

ちなみに、ゲームではいまいちわからなかったマザーウィルの勇姿をここで見ることができる。

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嵐のような砲撃とミサイルですべてを吹き飛ばしていく様は圧巻である。

個人的には非常に稀有な場面なので感慨深い。

そして、ついにホワイト・グリントがマザーウィルへの攻撃を開始する。

これはつまり、原作ゲームオープニングで行われた戦闘でもある。

同時に、この時点でのホワイト・グリントの圧倒的な強さを感じることができる場面でもある。

実際、無数のMT群や砲台による攻撃を躱しつつ粉砕、さらに控えていたネクストACを3機も撃破するという凄まじい戦果を上げている。

途中、理由は不明だがホワイト・グリントが撤退したため、主人公を含めたGA戦力は命拾いをすることに……。


このように、歴史の中心人物などにはなれないが、それを追い続ける立ち位置にある主人公の視点でアーマード・コアの世界を楽しむことができる。

このあたりは公式小説でもわかるが、ネクストとアームズフォートこそが戦場の勝利者になることを嫌と言うほど実感させてくれる。

また、4系の作品では貴重なノーマルAC乗りの視点で物語が描かれている作品でもある。

すでに完結している作品なので安心して読むことができるのもポイントが高い。

タグ:二次創作 完結済み ハーメルン

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