名作フリーゲーム「CardWirth（カードワース）」のシナリオの情報をまとめたものになります。
主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。
今回は『ヒバリ村の救出劇』です。
ヒバリ村の救出劇
■『ヒバリ村の救出劇』 伊礼様 対象レベル：１～３
張り紙から抜粋【とある依頼の帰り道。
ヒバリと言う村に立ち寄りました。
それはただ宿で一泊するだけのため。
安くて美味しい夕食をとり、
重くなったお腹を
暖かいベッドが迎えくれました。
明後日にはリューンに帰れます。
ゆっくり眠って、
報酬の使い道を夢見ましょう。】
ヒバリ村で一泊することにした冒険者一行。
その夜、冒険者たちが眠っている部屋の扉を叩く音が響いた。
冒険者の一人が扉を開けると、年老いた男――この村の村長が軽く会釈をしながら部屋に入ってきた。
さらに、村長に続き若い女性も入ってくる。
女性の目元は夜の暗がりでもわかるほど赤くはれていた。
何事かと思う冒険者一行だったが、村長から話を聞くと女性の娘が妖魔どもに攫われたのだという。
その少女の奪還が今回の依頼であった。
冒険者たちはすぐに依頼を受け、村長の案内に従い妖魔の巣窟となっている廃坑へと走った。
ところが、廃坑の探索を始めた冒険者一行の目に映ったのは大量のゴブリンの死体であった。
どれも凄まじい力で破壊されており、原型を留めているものの方が少ないほどだった。
どうやら、普通の妖魔退治ではないらしい。
冒険者たちは警戒心を強め、廃坑の奥へと歩を進めていった……。
総括すると、緊張感のある面白い探索・討伐シナリオ。
カードワース界隈ではかなり有名なシナリオであり、すでにプレイしたことがある人も多いだろう。
様々なイベントが用意されており、シナリオのボスの倒し方にも複数想定されているなど工夫が施されている。
また、所々でアイテムや技能が手に入るなど駆け出し冒険者にはありがたいシナリオとなっている。
とくに、特定条件を満たした時に入手できる「つらぬき丸（スティング）」が素晴らしい。
このルートは難易度が高いが、つらぬき丸という報酬があるのでぜひとも一度プレイしてみてほしい。
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