
「百日咳」が流行しており、大人でも感染する人が出るほどとなっています。
そんな時に気になるのが、百日咳に大人がなった時の会社への対応です。
出勤停止になるのかや何日休めば良いのかなど、わからないことが多いですよね。
そこで今回の記事では、
- 百日咳に大人がなった時の会社への対応とは?
- 百日咳に大人がなったら出勤停止になる?
- 百日咳に大人がなったら何日休む?
これらの情報をまとめてみました。
百日咳に大人がなった時の会社への対応とは?
大人が百日咳に感染した場合、まずはその旨を会社に伝えましょう。
基本的に百日咳の細菌は、咳やくしゃみなどによる「飛沫感染」によって広がります。
咳はちょっとした刺激で出やすく、タバコの煙・ホコリ・冷たい風・空気の乾燥などに誘発されることが多いです。
2016年には15歳以上の患者数が全体の25%を占めたこともあり、大人でも十分感染する病気となっています。
そのため、感染力が強い病気が社内に蔓延している可能性もあるため、会社への連絡はしっかりと行うようにしましょう。
具体的な連絡内容としては、以下のようなものが挙げられます。
1・感染症の種類
2・発症日
3・病院の診断日
4・症状などの詳細
以上です。
また、勤務先の企業によっては独自に感染症に関する規定や制度を設けていることもあります。
念の為、会社へ連絡した時には百日咳に感染した場合の規則などを確認しておくと良いでしょう。
他にも、会社の上司に報告し「マスクを着用して出勤可能か?」・「医師からの許可が出るまで欠勤するのか?」などの相談しましょう。
百日咳に大人がなったら出勤停止になる?
結論から言うと、百日咳に大人が感染した場合に出勤停止になることはありません。
小学生のような子どもの場合は、「学校保健安全法」と呼ばれる、学校における児童生徒等及び職員の健康の保持増進を図るための法律によって出席停止になります。
それに対して、大人の場合はそういった法律による制限などはありません。
とは言え、百日咳は感染力が強い傾向があり、咳やくしゃみなどによる「飛沫感染」によって広がります。
会社の同僚などに感染させないためにも、症状が治まるまでは出勤を控えた方が良いでしょう。
また、とくに高齢者の場合、咳の症状をこじらせると肺炎や気管支炎などを併発する恐れがあります。
そのため、出勤に関しては病院を受診して医師の方とよく相談するようにしてください。
百日咳に大人がなったら何日休む?
前章にもあるように、大人が百日咳になった場合には出勤停止などはありません。
とは言え、百日咳に感染した後、どれくらい会社を休むべきなのか目安を知っておきたいところです。
具体的な日数としては会社・医師の方としっかりと相談する必要があるかと思いますが、「学校保健安全法」の項目を参考にすると良いかと思います。
つまり、上記の法律に準じて「特有の咳が消失するまで」または「5~7日間の適切な抗菌薬治療が終了するまで」を出勤停止の目安とすることです。
まとめ
大人が百日咳に感染した場合、まずはその旨を会社に伝えましょう。
次に、百日咳に大人が感染した場合に出勤停止になることはありません。
とは言え、百日咳は感染力が強い傾向があり、咳やくしゃみなどによる「飛沫感染」によって広がります。
会社の同僚などに感染させないためにも、症状が治まるまでは出勤を控えた方が良いでしょう。
最後に、百日咳に感染した後、どれくらい会社を休むべきなのか目安としては、「学校保健安全法」の項目を参考にすると良いかと思います。