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今回は『現代ダンジョンに地味異能では厳しい』です。
現代ダンジョンに地味異能では厳しい
■『現代ダンジョンに地味異能では厳しい』
作者:氷桜様
あらすじから抜粋【少しだけ違った歴史の世界。
大地震の後に生まれ出たダンジョンに潜ることを強制付けられた俺達。
一人ひとりが違う組み合わせとして与えられる「能力」の中で、俺に与えられたのは……本当に地味としか言えない能力だった。
この物語は、そんな地味な能力で生き延びていく俺とその周りを記した話である 】
地球世界にダンジョンが出現したという設定のオリジナル作品。
あらすじにもあるように、ダンジョンに潜る「探索者」には武具と特異性を併せて「能力」と呼ばれる力が与えられる。
このあたりは「僕のヒーローアカデミア」をイメージするとわかりやすいかもしれない。
主人公はその能力が非常に地味なものだった。
名称は「浮石」、与えられた武器は「石塊」、得た特異性は「浮遊」であった。
すごく大雑把に言えば「物体を浮かべる」異能なのだが、石弾と言うには威力不足で重すぎる物体は動かせない。
そのため、物語冒頭ではダンジョンの低階層を一人でウロウロして燻っている状態だった。
そんな時、ダンジョン内で別の探索者を助けたことを契機に、その探索者と一党を組むことになる。
ちなみに、作中の「能力」は強力だが万能と言うほどではない。
とくに駆け出しのものは、練度の関係もあってあまり強くないことが多いようだ。
また、全体的に世界・人物が丁寧に描写されており、比較的ゆっくりと物語が進行していくことも特徴となる。
非常に面白い作品なので、ぜひとも一度読んでみてほしい。
タグ:オリジナル ファンタジー 現代 ダンジョン ハーメルン
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