
名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。
主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。
今回は『知る者ぞ知るとある宿』です。
知る者ぞ知るとある宿
■『知る者ぞ知るとある宿』 浜崎様 対象レベル:なし
張り紙から抜粋【その宿は いつからあるのか
その宿は どこにあるのか
知る人の少ないその宿は
探そうと思い訪れれば
いつでもその扉を開けて
冒険者たちを迎え入れるのだ】
交易都市リューンから少し離れたところに、「あまり人に知られていない宿がある」という噂を聞いた。
位置を地図に記すと多くのものはこう言うらしい。
「はて、ここに宿などあっただろうか」と。
好奇心を刺激された冒険者は、事の真偽を確かめるべく件の宿――「タナトス亭」へと向かった。
果たして、現地にたどり着くと宿らしき物件が存在していた。
建物の扉を開け中に入ると、どこかの誰かに似ているような髪の薄い男がこちらに声をかけた。
おそらく、彼がこの宿の亭主なのだろう。
「ゆっくりしていくといい」
亭主はそう言うと、食器を片付け始めた。
辺りを見渡すと、自分たち以外にもそれなりに人がいるようだった。
例の噂話には技能交流などもできるというものもあったので、ここにいる人物たちは技能販売などの目的をもっているのかもしれない。
冒険者一行は少し、変わった見た目の子どもがぽつんと椅子に座っていることに気がついた。
羊の角らしきものが生えている少年である。
冒険者たちは彼に声をかけて交流を始めるのだった……。
総括すると、変わった技能を販売する店シナリオ。
古代魔術や呪歌技能のような比較的一般的なものから、仕込み杖・釣り人技能のような変わったものまで販売している。
技能のバランスは交易都市リューンのものに近く、多くのシナリオで安定した性能を発揮するだろう。
ちなみにだが、釣り人技能には「釣り竿」などのキーコードは付属していないようなので注意をしておこう。
また、探索要素や連れ込みイベントもあるようなので、宿の中をウロウロと徘徊してみると新しい出会いがあるかもしれない。
面白いシナリオなのでぜひとも一度プレイしてみてほしい。
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