インターネット上に公開されているWeb小説の情報をまとめたものになります。
主に、実際に読んだ作品に対する個人的な感想になります。
今回は『野郎達の英雄譚』です。
注意点として、ここにある情報は筆者の個人的な感想や価値観に基づくものであり、客観的・情報的に正しいかは保証できません。
また、すべてのWeb小説やその作者様・素材制作者様を侮辱・批判するものでもありません。
最低限の情報のみを掲載していますので、Web小説が現在閲覧可能かどうかなどの確認は各自の責任でお願い致します。
野郎達の英雄譚
■『野郎達の英雄譚』
作者:銀玉鈴音様
あらすじから抜粋【――ネットゲームにも、終わりは存在する。
“邪神”を封印し、正式サービスが終了するはずであった、MMORPG、”DeepFantasy”。
最終ダンジョン”絶望の迷宮”最深部に取り残された百名の廃人達は、ありえない事態に、各人各様の行動を取る。
――脱出の為の期限は『三日間』
「私、この世界が大好きだった……ゲームだった時はね」
これは、ダメな奴らがダメな奴らなりに、世界を駆け抜ける、そんな英雄譚。】
あらすじにもあるように、ネットゲームのキャラクターの能力をもって異世界転生する作品。
転生したのは主人公たちだけではなく、ゲームをプレイしていた人間が数十名もいる。
当然まとまりなど無く、PK(プレイヤーキラー)すらも発生する中で迷宮を上へと登ってく。
何とか迷宮から脱出に成功し、最も近くにある城砦都市――クオン領城砦都市サイハテにたどり着いた主人公たち。
しかし、城砦都市から攻撃を受けてしまう。
主人公たちは知る由もなかったが、ゲーム時代の行動がこの世界では反映されていたのだ。
結果、都市などに対して暴虐を働いた者たちは酷く恐れられている状態なのだった。
「――ゲーム時代に、領主など出てこなかった。」
また、現在の世界はゲーム時代のものをベースとしているが、実世界として成立しているため差異が存在する。
NPCが人間として生きているといったことを筆頭に、通貨や政治的な駆け引きなど数え切れないほど。
プレイヤーとしてゲームの大雑把な概要は知っていても、NPC一人ひとりの顔がわからないのが当然であるように、主人公たちは無知の檻へと入れられているのだ。
そういった強力な力をもちながら、知っているような未知の世界を不自由に生きる作品である。
タグ:オリジナル ファンタジー 転生 TS ダンジョン なろう