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Web小説おすすめ紹介・感想『マリーの中の寄生虫』

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主に、実際に読んだ作品に対する個人的な感想になります。

今回は『マリーの中の寄生虫』です。

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マリーの中の寄生虫


■『マリーの中の寄生虫』 
作者:ややや様



あらすじから抜粋【オルガマリーの頭の中には厄介な寄生虫がいる。
喧しく、無能で、無脳で、偶に役に立つ。

株価も災害も判らない癖に、未来を知ってると嘘をつく。
何でも、コイツは私は地球大統領になるのを乗っ取りたいらしいのだ。
だったら歴代大統領の名前くらい嘯きなさい。

…戻って来たら、選挙くらいは出てあげる。 】


「Fate/Grand Order」の二次創作作品。

主人公は、原作登場人物であるオルガマリー・アニムスフィアの脳内に転生・寄生している存在である。

何とも奇妙な状態だが、神咒神威神楽における波旬と畸形嚢腫の関係に近いかもしれない。

もちろん、彼らほど険悪な仲ではないようだが。

また、この寄生虫のような主人公には「自身が得た情報から魔力を捻出する」という特殊な性質があった。

当初は五感といった人間的な情報を参照していたようだが、fgo本編が開始されるとそれは一変する。

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オルガマリーの肉体が破壊され、レフによってカルデアスへ投棄されたためだ。

結果、圧倒的な情報量にさらされたオルガマリーたちは双方が別の存在として分離。

さらに主人公はオルガマリーの代わりに、カルデアス地球へと落下することに。

原作ネタバレを避けるためにこれ以上の記述は避けるが、結果的に主人公は生存。

カルデアス人類に「保護」されたことを夢経由でオルガマリーへと伝えた。

以後は、「主人公が異物として存在する」・「オルガマリーが一応は生存している」という前提で本編が進んでいく。

非常に面白い作品なので、ぜひとも一度読んでみてほしい。

タグ:二次創作 ファンタジー 現代 転生 憑依 TS ハーメルン

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