Web小説おすすめ紹介・感想『迷宮のドールズ』 | ごろん小路。

Web小説おすすめ紹介・感想『迷宮のドールズ』

インターネット上に公開されているWeb小説の情報をまとめたものになります。

主に、実際に読んだ作品に対する個人的な感想になります。

今回は『迷宮のドールズ』です。

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迷宮のドールズ


■『迷宮のドールズ』 
作者:オグリ様


あらすじから抜粋【人間と亜人が共生し、モンスターやダンジョンが当たり前に存在する現代日本。
この世界での《冒険者》は、モンスターを討伐したり、ダンジョンを探索する職業である。
猫亜人(ワーキャット)の少年・小野原シオンは、凄腕冒険者だった姉・桜の背中を見て育ったが、桜はダンジョンで命を落としてしまった。
姉を失ったことに絶望したまま、ただ日々を送っていたシオンだったが、仕事を探しに訪れた新宿冒険者センターで、魔道士(ソーサラー)志望の少女、浅羽紅子に出会う。
一人でダンジョンに潜っていた少年と、その運命を変える魔道士少女、変わり者の仲間たち、彼らを取り巻く様々な人や亜人。そして、彼自身の物語。】


あらすじにある通りの作品。

ボーイ・ミーツ・ガール要素もある王道な主人公成長物語。

作中世界は現代日本に存在するダンジョン探索を主題に据えたものなのだが、この状態に至るまでの歴史が独特。

現代にいきなりダンジョンが現れたのではなく、遥か過去からダンジョンなどのファンタジー要素が存在していたという世界観となっている。

例えば、ダンジョンで敵として戦うゴブリンは、過去に霊媒士が創り出した存在が野生化したものだとされている。

主人公の種族である猫亜人(ワーキャット)も大昔から日本にいる亜人として扱われている。

ただ、序盤にある世界観の簡単な説明にもあるように、人間優位の社会が構築されている世界なので、亜人側が微妙に割りを食っている状態。

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実際、人間社会に馴染めずに冒険者として活動する亜人は珍しくない。

主人公もその一人である。

また、ダンジョン探索を含めて描写が丁寧になされていることも特徴。

序盤のガルム戦や初心者引率依頼の流れが細かに描写されている。

その一方でテンポは悪くなく、ストレス無く物語読み進めることができる。

多くの人におすすめできる作品なので、ぜひとも一度読んでみて欲しい。

タグ:オリジナル ファンタジー 現代 ダンジョン なろう

作品はこちらから

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