「HDD」を「SSD」へデータ移行したいと考える人は多いのではないでしょうか?
ハードディスクがSSDに変わればパソコンのパフォーマンス向上が期待できますからね。
また、SSDからSSDへのデータ移行やSSDのクローンが失敗する原因も知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- HDDからSSDへデータ移行する方法とは?
- SSDからSSDへデータ移行する方法とは?
- SSDのクローンが失敗する原因とは?
これらの情報をまとめてみました。
HDDからSSDへデータ移行する方法とは?
HDDからSSDへデータ移行する方法には、2種類のやり方があります。
それぞれ「コピー&ペースト」と「クローン」になります。
まず「コピー&ペースト」ですが、これは一般的なファイルのコピーと同じです。
HDDにあるファイルなどのデータをコピーし、それをSSD側へペースト(貼り付け)するわけですね。
ただし、この方法ではシステムファイルやブート情報が移行できないため、注意が必要です。
また、あまりにも大量のデータコピーはエラーが起きる可能性があります。
そのため、コピーを行う際はいくつかのフォルダに分けて、段階的に少しずつ行うと良いでしょう。
次に、「クローン」についてです。
こちらもやることはコピーではあるのですが、OSや設定も含めてデータを移行することができます。
クローンを行う手順としては、以下のようなものとなります。
1・クローンソフトをパソコンにインストール、設定を行う
2・HDDとSSDをパソコンに接続
3・ソフトに従ってクローンを作成
4・パソコンをシャットダウン後、HDDの取り外しとSSDの接続
以上です。
無料で使用できるクローンソフトとしては「Hasleo Backup Suite Free」が挙げられます。
OS移行やバックアップに特化した無料ソフトで、シンプルな操作性が特徴です。
有料でも良いのであれば、クローンソフトは「EaseUS Disk Copy」がおすすめです。
有名なクローン定番ソフトであり、クローン機能が特に強くて成功率が高いためです。
こちらの動画で実際にソフトを使用してクローンを作成しているところを見ることができます。
YouTube:EaseUS イーザス Disk Copy を使ってVostro 3580 HDDモデルを速くする M.2 SSD のクローンを作る
SSDからSSDへデータ移行する方法とは?
SSDからSSDへデータ移行する方法は、前章にある方法と同じやり方で対処できます。
SSDのクローンが失敗する原因とは?
SSDのクローンが失敗する原因としては、以下のようなものが挙げられます。
1・接続不良
2・容量不足
3・ハードウェアとの相性が悪い
4・ソフト設定ミスやシステム干渉
5・ディスク障害や暗号化の影響
以上です。
1~2番目はそのままですね。
ケーブルの接続不良やコピー先の容量が不足しているとクローンが正常に作成されません。
3~4番目は、一部のSSDではマザーボードやチップセットとの相性問題だったり、クローンソフトの誤設定やセキュリティソフトによる干渉などが挙げられます。
また、OSのスリープ設定などが原因でクローン作成が失敗することもあります。
これらの問題はクローン作成前には見落としがちなので注意をしておきましょう。
最後の「ディスク障害や暗号化の影響」とは、コピー元のSSDに何らかの問題がある場合です。
例えば、クローン元ディスクに不良セクタ(読み書き不能な領域)が存在する場合、またはBitLockerなどでディスクが暗号化されている場合などが該当します。
このような状態のままクローン作成を実行しようとすると、正常なクローン処理が困難となります。
とくに、暗号化されたデータは正しく読み取れないことが多いため注意が必要です。
まとめ
HDDからSSDへデータ移行する方法には、2種類のやり方があります。
それぞれ「コピー&ペースト」と「クローン」になります。
まず「コピー&ペースト」ですが、これは一般的なファイルのコピーと同じです。
HDDにあるファイルなどのデータをコピーし、それをSSD側へペースト(貼り付け)するわけですね。
こちらもやることはコピーではあるのですが、OSや設定も含めてデータを移行することができます。
クローンを行う手順としては、以下のようなものとなります。
1・クローンソフトをパソコンにインストール、設定を行う
2・HDDとSSDをパソコンに接続
3・ソフトに従ってクローンを作成
4・パソコンをシャットダウン後、HDDの取り外しとSSDの接続
以上です。
また、SSDからSSDへデータ移行する方法は、上記にある方法と同じやり方で対処できます。
最後に、SSDのクローンが失敗する原因としては、以下のようなものが挙げられます。
1・接続不良
2・容量不足
3・ハードウェアとの相性が悪い
4・ソフト設定ミスやシステム干渉
5・ディスク障害や暗号化の影響
以上です。