パソコンを使っていると、キーボードの隙間などに虫が入ってしまうことがあります。
「このまま放置したらパソコンが故障してしまうのでは?」と心配になってしまいますよね。
しかし、パソコンは精密機器ですし、どうすれば良いのかわからないと思います。
虫をそのまま放置するのも怖いですし、しっかりとした対処方法を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、パソコンに虫が入った場合はどうするのかについてお伝えさせていただきます。
パソコンに虫が入った場合はどうするのか?
パソコンに虫が入った場合、入った場所によって対処方法が変わります。
対処方法を間違えてしまうと、パソコンやディスプレイの調子がおかしくなる可能性もあるため、慎重に対応した方が良いでしょう。
1・ディスプレイに虫が入った
パソコンのディスプレイを小さな虫が這っていることがあります。
わかりやすいのは白くて小さな「フケ」のような外見の虫ですね。
これはコナダニかチャタテ虫であることがほとんどです。
これらの虫がディスプレイの表面を這っているだけであれば、パソコンの電源を落とした上でディスプレイ専用のウエットティッシュなどを使って拭き取れば大丈夫です。
しかし、稀に虫がディスプレイの液晶画面の中に入ってしまうことがあります。
この場合は虫を無理やり退治しようとするのはやめておいた方が無難です。
例えば、虫がいる部分の液晶を指などで圧迫して潰すと、そこに虫の死骸がくっついて消えない汚れとして残ってしまうからですね。
やり方としては、パソコンの温度を下げる必要があるため、パソコンの電源を落としてコンセントからケーブルを外してしまいましょう。
コナダニやチャタテ虫は高温多湿を好む傾向があり、発熱で温かくなるパソコンやディスプレは彼らにとって都合が良い環境になるからです。
温度が下がったのを確認したら、消毒用の無水エタノールなどを使ってディスプレイやパソコン全体を拭いていきます。
ただし、パソコンの液晶モニター部分をそのまま拭いてしまうと、画面の表面のコーティングを傷めてしまう可能性があります。
液晶モニター部分を拭く際は、ディスプレイ専用のウエットティッシュが販売されていますので、そちらを使用すると良いでしょう。
また、家にパソコン掃除に使えるエアダスターがあれば、それを使って虫を外に吹き飛ばすしましょう。
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2・キーボード・マウス
パソコンのキーボードやマウスに虫が入ってしまった場合は、エアダスターを使って吹き飛ばしてしまいましょう。
その後、消毒用の無水エタノールなどを使って、全体を拭き掃除をすれば大丈夫です。
ただ、エアダスターを使用する場合、スプレーした場所に水滴がつくことがあります。
これは湿度の高い場所でエアダスターを使用した時、空気中の水分が揮発効果で冷えたガスにより結露になって現れるからです。
もしも、キーボードの中などが濡れてしまった場合は、完全に乾くまで風通しの良い所で陰干ししておきましょう。
濡れた状態のままパソコンの電源を入れてしまうと、ショートなどが起こり故障の原因になることがあります。
3・パソコンの内部
パソコンの中もパーツを取り外すことで掃除をすることが出来ます。
ただし、注意点として保証対象外になるかどうかを確認することを忘れないようにしましょう。
パソコンのメーカーによっては、ケースの一部を外しただけでパソコンが保証対象外になる可能性があるからですね。
パソコンの取扱説明書を読んだり、メーカーに問い合わせをするなどして確認をするようにしましょう。
また、パソコンの内部を掃除する方法や必要な道具は、下記の記事でまとめています。
パソコンのキーボードの掃除方法はこれ!簡単なやり方をくわしく紹介
パソコンのディスプレイの汚れを落とす方法はこれ!必要な道具も紹介
パソコンのマウスの掃除方法はこれ!必要な道具も具体的にくわしく紹介
まとめ
パソコンは日常的に使う便利な道具です。
快適にパソコンが使えるように虫を素早く取り除きたいですよね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。