名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。
主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。
今回は「主なき木偶屋敷」です。
主なき木偶屋敷
■『主なき木偶屋敷』 ハーバー様 対象レベル:2~3
張り紙から抜粋【リューン郊外の祖父に会いに行くため、
護衛をお願いします。
報酬は銀貨600枚ご用意しています。
ジェシカ】
冒険者一行は宿に張り出されている依頼書の中から、上記の張り紙を見ていた。
宿の亭主によれば、リューン郊外の祖父に会いに行く際、家の前で木偶人形(ゴーレム)に襲われたためらしい。
「何でそんなところにゴーレムが?」と疑問符を浮かべる冒険者だったが、どうもその祖父が魔術師らしくそのせいだという。
自分の身内を襲うというのは異常なものを感じたが、ゴーレムそのものはあまり強くないようなので依頼を受けることに。
依頼人である女性「ジェシカ」と合流して目的を目指す冒険者一行。
家の前には話にあった木偶人形が居座っていた。
とは言え、戦闘能力は大したことがなく、適当に蹴散らして家の中へと入っていく。
しかし、内部の様子がおかしく、通路が塞がれていたり木偶人形が徘徊していたりと普通ではない。
屋敷内を調査したところ、祖父の日記を発見した。
それによれば、最近祖父の研究成果を狙う何者かがいるらしく、それへの対処のために地下へと籠城をしているらしかった。
部屋を探索して地下への入口を見つけた冒険者たちは、その最深部で老人の遺体を見つける。
ジェシカの祖父であった。
また、検分した結果、死因が餓死だと判明。
さらにアンデッドと化していた祖父と何とか意思疎通を取ることに成功する。
彼によれば、「研究成果を狙う何者か」は最初から存在せず、自分の家族のことへの後悔が今回の発端となったらしい。
祖父を助けることはできなかったが、最後の最後でジェシカと祖父は和解できたように思う。
後日、ジェシカから結婚したという手紙が届く。
少なくとも、彼女の未来は明るいものになるだろうという期待が感じられるものだった。
祖父の研究も魔術学連に認められたようで、少しばかりの救いになったのではないだろうか。
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