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今回は『転生特典がものすごくヤバかったので、必死に頑張ってようやく使いこなせるようになったから旅に出ることにした』です。
転生特典がものすごくヤバかったので、必死に頑張ってようやく使いこなせるようになったから旅に出ることにした
■『転生特典がものすごくヤバかったので、必死に頑張ってようやく使いこなせるようになったから旅に出ることにした』
作者:広晴様
あらすじから抜粋【特典を貰って殺伐異世界に転生した男の自由気ままな旅物語。
売られた喧嘩は大体買う男が悪人や獣を踏みつけて進みます。ポロリもあるよ(首とか)。
※暴力描写、胸糞描写がふんだんにあります。
※純中世風ではありません。銃とかいろいろ出ます。】
オリジナルのファンタジー世界を舞台にした作品。
異世界へ特典を貰って転生した主人公の物語。
あらすじにもあるように、主人公が旅を続ける姿を描いたものとなっている。
主人公には転生時にチートとなるが与えられており、これが作中世界で言う「遺物」に該当するらしい。
「遺物」とは、かつて誰かが住んでいた廃墟である「遺跡」から発掘品の1つである。
宝飾品などはもちろんのこと、古代の魔術具やオーバーテクノロジーの産物なども含まれる。
人類に敵対的な怪物も多数いる世界だが、この遺物を狙って様々な人や物が動く社会が構築されているようだ。
最初は一人旅だったが、物語冒頭で助けた獣人種の剣士「セトゥス」といっしょに旅をするようになる。
彼女と行く先々で起こる事件を解決していくというのが本作の基本的な流れとなる。
作品全体を通して多くの事柄が丁寧に描写されており、力作であると言えるだろう。
注意点としては、主人公勢力を良く見せる・勝たせるために、敵側があからさまに弱い・頭が悪いように描かれること。
踏み台に過度な期待をすることは間違っているが、ボス格まで一蹴するレベルで弱いのはどうなんだろう。
また、主人公は敵と認識した相手にかなり過激な言動をするタイプで、「チートがあっても長生きできない人種」という認識になってしまう。
個人的には、傭兵という流れのよそ者である立場を考慮したクレバーな立ち回りが見たかった。
タグ:オリジナル ファンタジー 転生 ダンジョン カクヨム
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