名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。
主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。
今回は『毒を喰らわば、』です。
毒を喰らわば、
■『毒を喰らわば、』 サンガツ様 対象レベル:7
張り紙から抜粋【これは、復讐だ。何も得ず、何も生まれない殺戮だ。】
1000年もの間、死の灰が降り積もる森。
ここはかつての時代、妖魔と魔族が蹂躙した呪いの地であった。
冒険者たちは依頼人「フロドゥーズ・グリッド」の罠にはめられ、一人を人質に毒を飲むよう強要されたのだった。
さらに瞬間移動の魔法――転移術を使い、死の灰の降る森へと連れてこられたのだ。
冒険者は「今回の事件の黒幕は別にいるのではないか?」と考え、死の森の探索を開始した。
死の灰の森には、敵であるフレッシュゴーレムや冒険者の前の犠牲者、呪いで閉ざされた通路などがあった。
それらの障害をくぐり抜けて、森の奥深くへと進んでいく冒険者たち。
はたして、そこにあったものは……。
時間制限ありの探索シナリオ。
2人専用のシナリオであり、開始には人数調整が必要になるので注意。
2人専用かつまともに動けるのが1人だけなので、冒険中は慎重な行動を心がけたいところ。
死の森を進むには様々な場所を探索する必要もあるため、毒による時間制限にも気をつけておこう。
また、最終的には黒幕と相対することになるのだが、その人物は冒頭などでうだうだと話をしている老人。
だが、物語開始時点で彼は死亡している。
そのため、実際には彼の残した遺物が敵となって立ちはだかる。
戦闘はかなりシビアだが、RPG系の戦闘における戦術である「回復役から倒す」を実践して戦えばかなり楽になる。
また、対象レベル以下でクリアして済印を付けた場合、強力な付帯能力を手に入れることができるので覚えておこう。
総括すると、緊張感のある探索を楽しむことができるシナリオ。
凄惨な気配漂う死の森の探索は、瀕死の仲間を連れた冒険者には難儀する作業である。
ただ、よほど戦闘に向いていないPCで無い限りは何とかなる難易度でもある。
道中の進行に詰まったら、言及されていたように「相談」をするようにしよう。
それでだいたい何とかなる。
ダークファンタジーを楽しみたい人におすすめのシナリオなので、ぜひともプレイしてみて欲しい。
groupASK official fansite:カードワース本体のダウンロードはここから!
注意事項
注意点として、ここにある情報は筆者の個人的な感想や価値観に基づくものであり、客観的・情報的に正しいかは保証できません。
また、すべてのカードワースエンジン・シナリオやその作者様・素材制作者様を侮辱・批判するものでもありません。
最低限の情報のみを掲載していますので、シナリオが現在入手可能かどうかなどの確認は各自の責任でお願い致します。