名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。
主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。
今回は『ある石像鬼のやぼう』です。
ある石像鬼のやぼう
■『ある石像鬼のやぼう』 覆面ノルド様 対象レベル:5~7
張り紙から抜粋【求む!石像鬼の扱いに長けた冒険者!
大事な競技会が迫っているというのにド腐れ同業者のものと思わしき妨害で開発が進みやがりません。
妨害に負けない
石像鬼経験豊富な冒険者さんを探しています。】
冒険者が宿で依頼を探していると、宿の亭主が素早く依頼の張り紙を貼り付けてこう叫んだ。
「お前さんたち! その張り紙に興味があるんだな!?」
そして、宿の亭主がやたら前のめりにその依頼を推してくる。
だって「石像鬼の扱いに長けた冒険者」ってお前たちくらいだろ、と。
依頼内容としてはそのままで、石像鬼の開発競争が激化、その影響で研究所に対する妨害が発生しているので何とかして欲しいというもの。
依頼主は前回と同じく「ベータ石像鬼研究所」である。
冒険者たちは思案の後、依頼主がいるベータ石像鬼研究所へと向かった。
これから馬鹿騒ぎが起きることを予想して……。
以前紹介した『ある石像鬼のはなし』の続編にあたるシナリオ。
今回も狂い系アニキシナリオである。
前回に引き続きアニゴイルと関わっていくのだが、どうも別の研究所に研究成果をコピーされてしまうらしい。
いつもの3人に加え、新たに加入した見習い魔術師の「スパイン」までいるのに、こうも技術を盗まれるのは一体なぜ……?
マッスル歯茎など、未発表の研究成果も盗まれたのでスパイがいるのは確実なのに。
ともかく、アニゴイルの改良作業が始まった。
今回のベータ石像鬼研究所の目的は、石像鬼競技会での優勝である。
また、作中でも述べられているが、妨害相手がコピーしても意味がないほどの速さでアニゴイルを強化する方法を採用する。
つまり、脳筋ゴリ押しである。
「ポージング」・「ダンベル」・「気功鍛錬」から好きな訓練を選び、アニゴイルを鍛えていく。
期間は7日間しかないので、該当する必要な能力を上げていこう。
かくして、冒険者たちとベータ石像鬼研究所、アニゴイルの戦いが始まった……。
総括すると、楽しい楽しい狂い系アニキシナリオ続編である。
今回は前半の訓練パートと後半の競技会パートに別れており、どちらも冒険者の主導で行う。
また、訓練パートは能力値判定が行われるので、事前に行動力を上げてから各訓練に適性のある冒険者に担当させよう。
さらに、前半後半ともに通常通りの戦闘も発生するので、こちらにも対応する必要がある。
競技会に優勝すると、説明にあったように魔法の道具をもらえるのでぜひとも頑張ってみよう。
ちなみに、アニゴイルのシナリオは他のシナリオともクロスオーバーしており、ぜひともプレイしてみることをおすすめする。
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