名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。
主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。
今回は『ある石像鬼のはなし』です。
ある石像鬼のはなし
■『ある石像鬼のはなし』 覆面ノルド様 対象レベル:3~5
張り紙から抜粋【求む!実戦経験の豊富な冒険者!
新型石像鬼の開発が戦闘テストの段階に入り、模擬戦相手兼アドバイザーを探しています。】
冒険者が宿で依頼を探していると、とある依頼が目に留まった。
少しばかり報酬が安いが、宿の亭主によると新人には難易度が高く、ベテランには報酬が安すぎるという。
依頼内容としてはそのままで、最近リューンの金持ちの間で流行している石像鬼……つまり、いわゆるガーゴイルの戦闘テストだそうだ。
なんとこの石像鬼、オーク程度ならそのまま倒すほどの実力があるらしい。
冒険者たちは宿の亭主から依頼内容の詳細を聞き、話し合った結果、この依頼を受けることにした。
かくして、冒険者たちは依頼主である「ベータ石像鬼研究所」へと向かったのだったが……。
張り紙にもあるように、新型石像鬼の性能テストをする戦闘シナリオ。
テストは新型石像鬼と戦闘を複数回行い、勝利した回数だけ報酬が上乗せされるという形になる。
ただし、戦闘回数が増える度に新型石像鬼は改修を受けるので、徐々に戦闘難易度が上がっていく。
また、新型石像鬼はゴーレムなので魔法生物であり、正常な精神をもたない存在である。
そのため、魔法の矢などの魔力属性の攻撃が有効。
逆に、眠りの雲など精神に作用する技能は意味をなさないので気をつけておこう。
とは言え、新型石像鬼との戦闘時、相手は一体だけなのでそこまで難しくはない。
集中攻撃を続ければすぐに倒せるだろう。
新型石像鬼との複数回にわたる戦闘を制すれば依頼は完全に達成である。
総括すると、楽しい楽しい狂い系アニキシナリオである。
つまり新型石像鬼とは、亜人肉体派石像鬼――略称アニキである。
賢者の塔向けには「アニゴイル」という名称で登録済み――なんで登録した!言え!
「どうです、サイコーでしょう!?」→「馬鹿者、作り直せ」の流れは秀逸。
こんな調子でアニゴイルをしばいて改良していくわけだが、このツッコミが実に冴える。
冒険者たちもなんだか様子がおかしいが、頭を空っぽにしてプロテインを摂取してプレイすれば大丈夫。
しかも続編も存在するので、ぜひともプレイしてみて欲しい。
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