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今回は『ハリー・ポッターとラストレッドショルダー』です。
ハリー・ポッターとラストレッドショルダー
■『ハリー・ポッターとラストレッドショルダー』
作者:鹿狼様
あらすじから抜粋【それは「異能生存体」と呼ばれていた
それは決して死なない力
それは決して死ねない力
その呪いで苦しんできた彼の人生はようやく終わりを告げる。
かつての仲間たちに見守られながら………
しかし「異能」はそれを許さなかった。
「異能」は彼の魂を転生させたのだ、「記憶」と「人格」を保ったまま。
「異能」は魂を生き残らせたのだ。
死に損ね、再び地獄をさまようキリコ・キュービィー
しかし地獄に蜘蛛の糸がおろされる。
その糸の名は「魔法」という名の希望
彼は求める、自身を、「異能」を殺すことができる魔法を
その答えを求めホグワーツへその足を進める。
―その糸が、吹けば消えるような炎だったとしても―】
「たとえ神にだって、俺は従わない」
数あるハリー・ポッターの二次創作の中でも異色となる作品。
まさかの「装甲騎兵ボトムズ」とのクロスオーバーである。
主人公であるキリコ・キュービィーはボトムズ世界で死亡するが、どういうわけかハリー・ポッター世界で赤子として生まれ直してしまう。
「死」すらも自分の終わりにはならないことに絶望したキリコだったが、魔法という存在と出会い一つの閃きを得る。
「魔法なら俺を殺せるかもしれない」と。
かくして、キリコ・キュービィーは自分自身に決着をつけるべくホグワーツへと向かうことになる。
序盤はボトムズ側の価値観かつ上記の目的のために邁進するキリコだったが、様々な出会いが彼を変えていく。
また、キリコ・キュービィーが存在するという異常事態があるため、物語の根幹にあたる部分が決定的に変化している。
こういった風呂敷を展開した上で、ハリー・ポッター側とボトムズ側との世界観の融合は本当に見事という他にない。
ちなみに、最終話ラストではとある人物のこれまでの実績が記載されている。
総合評価:『最低野郎』(最高評価)には届かなかったようだが……それでも十分過ぎるほど暴れまわっている。
タグ:二次創作 クロスオーバー ファンタジー 転生 完結済み ハーメルン
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