「本棚」に本を大量に置いていくと本棚がたわむことがあります。
本一冊は軽いものが多いですが、全巻揃えた漫画本や趣味の美術全集などを大量に揃えてると相当な重量になりますからね。
本を管理する上で、本棚がたわまない方法がわからないと困ってしまいます。
そこで今回の記事では、
- 本棚がたわまない方法とは?
- 本の重さの目安は?
これらの情報をまとめてみました。
本棚がたわまない方法とは?
本棚がたわまない方法は、「収納する本の重量にあわせた本棚を選ぶ」ことです。
本棚の本を載せていく棚板には耐荷重量が設定されています。
この耐荷重量以内の本の重さであれば、たわむなどの問題が生じない可能性が高いです。
目安としては、一般的な家庭用木製本棚の1段あたりの耐荷重は「20~30kg」程度になります。
高品質な木製本棚の場合、1段あたり50kg以上の耐荷重をもつものもあります。
金属製の本棚の場合は、多くの製品が木製の本棚よりも耐荷重が大きいです。
耐荷重量が1段あたり「50~100kg」以上のものもあります。
そのため、収納する本の重量を考えて本棚を選ぶとトラブルを回避できるでしょう。
また、耐荷重量以外では「棚板の幅」と「本の載せ方」が挙げられます。
「棚板の幅」は短い方が重量に対して頑丈で耐久力があります。
逆に、棚板の幅が広い場合は、帆立板(本棚の中央を縦に仕切る板)があるものを選ぶようにしましょう。
次の「本の載せ方」はそのままですね。
例えば、棚板の一箇所だけに集中して本を載せてしまうと、重量の偏りの影響で棚板がたわむ恐れがあります。
そのため、棚板に載せる本はできるだけ均等に載せるようにしましょう。
本の重さの目安は?
本の重さの目安としては、以下のような重量となります。
2・漫画単行本……200グラム
3・単行本(ソフトカバー)……300グラム
4・単行本(ハードカバー)……450グラム
5・雑誌(ファッション雑誌など)……650グラム
以上です。
本の大きさや材質によって細かい差異はあるかと思いますが、おおよそこの数値を目安として考えると良いでしょう。
上記の数値で言えば、漫画100冊の重量は約20kgにもなります。
ファッション雑誌も10冊購入すると6.5kgになり、冊数が少ないながらもかなりの重さになります。
そのため、重たい本を大量に購入する予定がある場合などは、耐荷重量が大きい金属製の本棚の採用を検討してみると良いでしょう。
また、棚板がたわんだ時の応急処置としては、その部分の下側に突っ張り棒を設置する方法があります。
もちろん、根本的な解決にはなりませんが、短期間であればこれでもたせられる可能性はあります。
注意点としては、棚板がたわむとその部分以外にも、棚板を引っ掛けている部分が破損する恐れがあることが挙げられます。
棚板がたわむ状態は耐荷重量を大きく超えていることが考えられます。
つまり、目に見えて異常が生じている部分以外にも問題が起こる可能性があるわけです。
そのため、その段の棚板に置く本の数を減らすなりして、重量を調整してあげましょう。
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まとめ
本棚がたわまない方法は、「収納する本の重量にあわせた本棚を選ぶ」ことです。
また、耐荷重量以外では「棚板の幅」と「本の載せ方」が挙げられます。
そして、本の重さの目安としては、以下のような重量となります。
2・漫画単行本……200グラム
3・単行本(ソフトカバー)……300グラム
4・単行本(ハードカバー)……450グラム
5・雑誌(ファッション雑誌など)……650グラム
以上です。