人食いバクテリアは日本にいる?どこにいる?予防方法とは? | ごろん小路。

人食いバクテリアは日本にいる?どこにいる?予防方法とは?

「人食いバクテリア」ニュースなどで話題になることがありますが、日本にいるのかやどこにいるのかがよくわからないかと思います。

また、日本にいるとしても予防方法がわからないと怖いですよね。

そこで今回の記事では、

  • 人食いバクテリアは日本にいる?
  • 人食いバクテリアはどこにいる?
  • 人食いバクテリアの予防方法とは?

これらの情報をまとめてみました。

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人食いバクテリアは日本にいる?

人食いバクテリアとは、「溶血性レンサ球菌」でいわゆる溶連菌のことです。

その中でも「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」のことを指しています。

そして、結論から言えば、この溶連菌は日本に存在します。

実際に、東京都感染症情報センターの「劇症型溶血性レンサ球菌感染症の流行状況(東京都2024年)」によれば、年別報告数推移において、2023年は過去10年で最も劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告数が多かったとされています。

そのため、メディアでも取り上げられており、この時にニュースなどで人食いバクテリアの名前を聞いたことはある人は多いのではないでしょうか?

人食いバクテリアはどこにいる?

溶連菌は非常に身近な存在で、健康な人の鼻や喉などによくいる菌です。

一般的な溶連菌感染症では、急性扁桃炎(のどのかぜ)などの症状を引き起こしますが、ほとんどの場合は抗菌薬の服用によって軽快します。

症状としても、喉の痛みや皮膚の感染症程度にとどまります。

しかし、前章でも述べた「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の場合は異なります。

発症すると数日以内に血管や神経などが壊死し、あちこちの臓器に障害を起こしてショック症状になり死亡することが多いとされています。

とくに症状の進行が急激に進むことが特徴で、感染してから1時間に数センチのスピードで患部の壊死が広がるということで、入院するまでに症状が大きく進行することもあるそうです。

また、皮膚が侵入経路になった場合は、非常に特徴的な軟部組織感染症が現れ、皮膚や皮下脂肪は黒ずみ壊死(えし)が進行し、緊急で処置を施す必要がある状態になることもあります。

その他にも以下のような激しい症状が現れることもあります。

1・局所的な腫れや発赤と痛み(軟部組織病変)
2・循環不全
3・呼吸不全
4・多臓器不全(肝機能や腎機能の異常)
5・ショック症状

以上です。

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人食いバクテリアの予防方法とは?

人食いバクテリアの感染経路としては、主に以下の2種類になります。

1・怪我をした際の傷口から侵入する(接触感染)
2・鼻や喉の内側の粘膜から侵入する(飛沫感染)

以上です。

そのため、これらを予防することが効果的だと言えます。

まず、人食いバクテリアの予防方法の基本は、手足をこまめに洗って清潔に保つことが重要です。

つまり、手洗いやうがいをしっかりと習慣づけることが大切だというわけですね。

さらに、手足に傷がないかを日常的にチェックして、傷などがあれば適切な処置や治療を施し、傷口を消毒するなどして清潔に保つことが必要です。

靴ずれや水虫などの傷口も該当するので注意をしておきましょう。

また、感染は飛沫でも発生する可能性が指摘されているので、マスクの着用なども効果的です。

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まとめ

人食いバクテリアとは、「溶血性レンサ球菌」でいわゆる溶連菌のことです。

その中でも「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」のことを指しています。

そして、結論から言えば、この溶連菌は日本に存在します。

また、溶連菌は非常に身近な存在で、健康な人の鼻や喉などによくいる菌です。

一般的な溶連菌感染症では、急性扁桃炎(のどのかぜ)などの症状を引き起こしますが、ほとんどの場合は抗菌薬の服用によって軽快します。

症状としても、喉の痛みや皮膚の感染症程度にとどまります。

しかし、前章でも述べた「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の場合は異なります。

発症すると数日以内に血管や神経などが壊死し、あちこちの臓器に障害を起こしてショック症状になり死亡することが多いとされています。

最後に、人食いバクテリアの予防方法としては、手足をこまめに洗って清潔に保つことが重要です。

つまり、手洗いやうがいをしっかりと習慣づけることが大切だというわけですね。

手足に傷がないかを日常的にチェックして、傷などがあれば適切な処置や治療を施し、傷口を消毒するなどして清潔に保つことが必要です。

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