Web小説おすすめ紹介・感想『R-TYPE Λ』 | ごろん小路。

Web小説おすすめ紹介・感想『R-TYPE Λ』

インターネット上に公開されているWeb小説の情報をまとめたものになります。

主に、実際に読んだ作品に対する個人的な感想になります。

今回は『R-TYPE Λ』です。

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R-TYPE Λ


■『R-TYPE Λ』 
作者:R-TYPE Λ様


本編冒頭から抜粋【 第97管理外世界。
科学技術の発展著しいものの、魔法技術体系が存在せず、時空間交流から取り残された辺境の世界。
「エースオブエース」、「夜天の王」など、強大な魔力を秘めた人材を輩出しつつも、次元世界の存在を観測しきれてはいないとの事から、他世界との交流を持たない奇妙な世界。
強大な力を秘めた質量兵器が氾濫、絶えず内戦が勃発・継続し、時には時空管理局が介入を考慮するまでに壮絶な戦火が立ち上る世界。
彼等が次元世界に進出する事は、まず無いだろう。
それが、次元世界の存在を知る者達の総意であった。
正確には、此方から接触しない限り、彼等が次元世界の存在に気付く事は無いだろう、との意だ。
時空間移動には魔力が必須。
魔力を有する者、次元世界に関わる者達の間では一般常識である事柄。
その程度の事ですら、彼等、第97管理外世界の住人達は把握していないのだ。
よしんばそれに気付いたとして、彼等の世界に魔力を扱う術は無い。
彼等が自力にて時空の海へと乗り出す事は在り得ないのだ。
少なくとも、次元世界の平定者を自負する管理局に属する者達は、それを信じて疑わなかった。
その世界を故郷とする、管理局屈指の魔力を有する2人、「高町 なのは」、「八神 はやて」ですら。
彼等は失念していた。
自らが次元世界の全てを理解している訳ではないという事実を。
そして、科学とは時に恐るべき進化を遂げる事を。
そして悪夢は、虚数空間の果てより現れた。 】


「魔法少女リリカルなのは」と「R-TYPE」のクロスオーバー作品。

非常に珍しいクロスオーバー作品であり、両作品ともに戦闘を題材の1つとしていることが色濃く現れている。

物語は過去にアルカンシェルで轟沈したはずのL級次元航行艦「エスティア」が現れ、それが正体不明の戦闘機によって撃破されるところから始まる。

この時点では両者はお互いがどういった存在であるかを理解していないが、R-TYPE側はまったくぶれない。

「人類に対し牙を剥くというのなら、それは《バイド》だ」

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基本的に、戦闘では過去の経緯からR-TYPE側が優勢であることが多いが、時空管理局側も無力というわけではなく相応に対処している。

また、そもそもの発端であるバイド、そしてそれに対抗するために生み出されたR戦闘機は地球が起点となっている。

そのため、地球を守るために「すべて」を賭けて戦うR-TYPE側と、それを危険視する時空管理局側というどうしようもない構図が描かれることに。

なお、R-TYPE側の設定や過去の出来事なども本編内で部分的に描写されており、R-TYPEシリーズをプレイしたことがない人でも問題なく読むことができる。

本編全体を通して緊張感がある状態が続くため、別作品だが「バトルロワイアル・パロディ」などが楽しめる人なら面白い作品となるだろう。

タグ:二次創作 クロスオーバー ファンタジー 現代

作品はこちらから
クロス元別インデックス→あ行→R-TYPE Λ

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