CardWirthシナリオ感想・おすすめ『黎明の強襲』 | ごろん小路。

CardWirthシナリオ感想・おすすめ『黎明の強襲』

名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。

主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。

今回は『黎明の強襲』です。

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黎明の強襲


■『黎明の強襲』 ハーバー様 対象レベル:3~5



張り紙から抜粋【某夜。
鷹狩りに出かけていたとある貴族の邸宅に賊が押し入り、住人を虐殺する事件が起きた。
生き残った1人の兵士は、殺された同僚と恋人の仇を討つため、瀕死の身体で冒険者の宿を訪れた……。】


とある日の深夜、冒険者一行は翌日に控えた依頼もなく自由な時間を過ごしていた。

お酒を飲んだり、カードに興じたりと模範的な冒険者としてゆっくりとしていた。

そんな時である。

不意に異臭が生じた。

間違えようはずもない、血臭であった。

宿の扉が弱々しく開かれ、そこから男が一人宿に入ってきた。

冒険者たちは男が重症を負っていると判断し治療をしようとしたが、男本人に拒絶された。

「治療はいい、それよりも依頼を……」

男が言うには、とある貴族の邸宅に賊が押し入り、住人を虐殺する事件が起きたらしい。

主も仲間も殺されてしまった男は、犯人である賊の討伐を依頼するとのこと。

それだけ言って男は息絶えた。

冒険者一行は男が握りしめていた銀貨を受け取り、賊の討伐へと赴くため準備を始める。

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交易都市リューンから少し距離がある場所だったが、無事に現場である貴族の邸宅までたどり着いた冒険者たち。

そこには無惨にも殺された死体がいくつも転がっていた。

賊と思わしき足跡を追跡すると、森の中にある古い石造りの砦が見えてきた。

見張りの賊を素早く処理し内部へと侵入する。

獲物を狩ることに成功した賊どもは完全に油断しており、冒険者たちの手によって次々に駆逐されていった。

「実は俺は孤児なんだ!悲しい過去が……」

「そういうのは地獄でやれ」

最深部にいた賊どもを駆逐し、見事依頼を達成した冒険者たち。

砦から出ると宿の亭主が通報したであろう治安隊が駆けつけてきた。

賊どもはすべて討伐したことを伝えると、称賛とともに後で治安隊の詰所で謝礼を支払う旨を伝えられた。

ふと森の向こうを見ると、すでに朝日が登っている。

仇は討った。

冒険者一行は満足して宿へ戻り、それぞれの部屋で眠りに落ちたのだった。

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