今回の記事はいつものものとは違い、名作フリーゲーム「CardWirth（カードワース）」のシナリオの情報をまとめたものになります。
個人的に気になった技能や道具などがあるシナリオをまとめています。
注意点として、ここにある情報は筆者の個人的な感想や価値観に基づくものであり、客観的・情報的に正しいかは保証できません。
また、すべてのCardWirthシナリオやその作者様・素材制作者様を侮辱・批判するものでもありません。
最低限の情報のみを掲載していますので、シナリオの配布元や現在入手可能かどうかの確認は各自の責任でお願い致します。
CardWirth技能まとめ
■『黄昏通りにて』 文車様
張り紙から抜粋【昼と夜の間(あわい)にここは半端者にやさしい街】
様々な種類の技能やアイテムを販売する街シナリオ。
埋葬術・鋼糸・煙草・祈祷魔法・死霊術などが販売されている。
中には魔導書技能もあり、某神話に関係があるＰＣにはありがたい品となっている。
技能のバランスは交易都市リューンに近いものばかりなので、多くのシナリオで安定して使うことが出来る。
また、アイテムは消耗品であるお酒や煙草をはじめ、冒険に使える釣り竿やロープ、銀貨を消費することで追加効果が発動するランタン、野外活動のキーコードが付属した万能ナイフなど様々。
ちなみに、「刃物屋」では材料を持ち込むことで武器を作成することができる。
炎が通じる敵の防御力を下げる「焔獄」、正常な肉体をもつ敵を沈黙させる「強襲」が強力。
■『闇に宿りし花』 魅蓮様
張り紙から抜粋【己の心の深き闇、その奥底に咲く花には言葉と力が宿る。花は己の心の闇に反応し、力を解放する。どの闇なのか、どの花なのか、闇と花の力は千差万別。この力を活かすも殺すも、己次第だろう。】
「心の闇」と「心の花」クーポンを利用した技能を販売する店シナリオ。
他のユーティリティシナリオで配布されるクーポンをモチーフとした技能が販売されている。
それぞれ、以下のシナリオが元となっている。
心の花（『鈍色の花屋（サンガツ様作』）
以上。
ただ、クーポンが無ければ技能が使用できないといったことはないので、気にしないならそのまま使っても問題はない。
技能はレベル７・９のものばかりなので、高レベルの冒険者が使うことを前提としている。
技能のバランスは交易都市リューンよりも若干強力である。
とは言え、バランスが崩壊するほどのものではないので、普通に使用して問題ないだろう。
技能中では、敵全体にダメージを与えつつ回避力と防御力を下げる「狂戦士の生涯」、敵一体を呪縛しスリップダメージを与え続ける「嫉妬の烈火荊」、敵一体の体力を吸収して眠らせる「昏い心の深奥で」、敵全体にダメージと様々なデバフを与える「彩る紅の虚飾」、敵全体にダメージを与えつつ行動キャンセルする「心慌意乱に抗い」が強力。
■『月花豹刃』 魅蓮（みれん）様
張り紙から抜粋【その者達は月下に光り輝く 花の如き、豹の如き獣の心と 刃を秘めて―――――。】
特定のキャラクターをモチーフにした技能を販売する店シナリオ。
詳細はreadmeに記載されている。
技能の中では、敵全体の体力を吸収して眠らせる「白き花の竜」、味方全体の傷と精神を回復して技能カードを配布する「月花の水鏡」・「花天月地」、敵全体にダメージとデバフを与える「Hollow Moon」、敵全体にダメージを与えつつ呪縛する「柵の少女鬼」・「庇い護る者に」・「囚われの月夜鳥」、絶対成功の亡者退散「回帰月蝕」などが強力。
また、技能とは別に付帯能力も販売されている。
不死鳥は主人を守りながら炎属性のダメージを敵一体に与え、竜は敵一体にダメージを与えつつ呪縛する。
どちらも高性能なので、自動的に敵を攻撃してくれる付帯能力が欲しい場合は重宝するだろう。
■『花に想い乗せ』 魅蓮（みれん）様
張り紙から抜粋【花に込められた想いと言葉、何を伝え、何を語り継ぐ？その花達の想いを、力に変えて伝えよう。伝える想いは愛か憎悪か、絆か呪縛か】
張り紙にもあるように、花に関する技能を販売する店シナリオ。
技能は同じ性能のものが適性ごとに６種類用意されているため、ＰＣに合った適性のものを探しやすい。
技能のバランスは交易都市リューンに近いものばかりなので、多くのシナリオで安定して使うことが出来る。
また、技能は詠唱が不要であるため、沈黙状態のままでも使うことができる。
敵が状態異常を多用するタイプの場合は大いに役立つだろう。
■『夕暮れの廃教会にて』 名を失ったジョニー様
張り紙から抜粋【あれは何処だったのだろうか。記憶にある廃れた教会。子供が･･･子供の姿をした女がひとり居た。そして私は･･･。】
双剣技能を販売する店シナリオ。
双剣技能には種類が３つあり、それぞれの特徴が異なるのでまずは技能の説明をＮＰＣから受けるようにしよう。
個人的には「水月の双剣術」がおすすめ。
この双剣術は、技能を連続使用することで追加の効果を受けることができるというもの。
とにかく技能を使えばボーナスが得られるので、難しく考える必要はない。
また、専用の武器となるアイテムも販売されており、これを使用することで技能連続使用の補助として機能する。
ただ、シナリオ内でも言及されているが、ゴーストなどの霊体には無力である点には注意をしておこう。
ちなみに、隠し要素がいくつもあり、あるイベントをこなすと双剣技能以外の技能が販売されるようになる。
■『月下の庵』 名を失ったジョニー様
張り紙から抜粋【同宿の噂好きいわく、山中に住む人あり。修行者だそうだが、銀貨と引き換えに異国の技能を教えてくれるらしい。暇があれば行ってみようか。
今夜は月がよく出ているから、暗い道中も煌々と照らしてくれるだろう。】
呪符を用いた符術技能とアイテムを販売する店シナリオ。
非常に珍しい東方の符術技能が販売する希少なシナリオでもある。
技能のバランスは交易都市リューンに近いものばかりなので、多くのシナリオで安定して使うことが出来る。
また、アイテムには刀が２種類と消耗品が販売されている。
武器の刀アイテムは貴重なので、気になるならチェックしておくと良いだろう。
ちなみに、消耗品アイテムには特産品キーコード対応商品となっている。
対応するシナリオに持って行けば利益があるかと思われる。
CardWirth武器・防具・道具まとめ
■『青夜の工房』 文車様
張り紙から抜粋【青い夜にだけ扉が開く錬金術師の工房があるらしい……】
武器・防具などのアイテムを作成する店シナリオ。
作成できるアイテムは主に武具と料理に分けられる。
どちらも作製には他のシナリオから材料を持ち込む必要があるので注意をしておこう。
武器・防具はそれぞれ独特の効果をもっており、様々な場面で役に立つだろう。
また、料理アイテムの中には傷の治療以外の効果を発揮するものもあり、個人的には「酒果実瓶」がおすすめ。
６回分使えるようにもできるし、精神を回復する効果も加わる。
■『酒と露店の街デューン』 dabu様
張り紙から抜粋【土地規模や人口の面では大都市と言えないが、リューンを模倣して日々発展をしている。珍しいスキルや酒・食物を求める者は良い暇つぶしが出来るかもしれない。】
タイトルや張り紙にもあるように、お酒をテーマに据えた街シナリオ。
とにかくお酒とそれに関わるアイテムが大量に販売されている。
お酒そのものにも種類が大量にある上、おつまみなどの食料品も充実している。
何なら通常の料理も購入できるし、「ムナの実」や「激昂茸」のような別シナリオで入手するようなアイテムも購入可能。
また、技能も様々な種類が販売されており、交易都市リューンの技能と同じような性能として使うことができる。
針・箒・包丁・円匙技能など珍しい種類の技能もあるため、気になるならチェックしておくと良いだろう。
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