今回の記事はいつものものとは違い、名作フリーゲーム「CardWirth」のシナリオの情報をまとめたものになります。
個人的に気になった技能や道具などがあるシナリオをまとめています。
注意点として、ここにある情報は筆者の個人的な感想や価値観に基づくものであり、客観的・情報的に正しいかは保証できません。
また、すべてのCardWirthシナリオやその作者様・素材制作者様を侮辱・批判するものでもありません。
最低限の情報のみを掲載していますので、シナリオの配布元や現在入手可能かどうかの確認は各自の責任でお願い致します。
CardWirth技能まとめ
張り紙から抜粋【リューンよりかなた西にあるペリアーノ修道院図書館は、約300年に渡り幾多の改修と統合を繰り返しながら、数多くの書物を収めてきた。その歴史から「信仰と知の宝物庫」の呼び声も高く、観光名所としても知られている。通常の本の貸し借りに加え、あらかじめ手続きを行い、寄付金を払えば一部の書物の複製を入手することも出来るようだ。】
700以上の技能が販売されているシナリオ。
一般的な魔法や神聖魔法はもちろん、宝石魔術や結界魔術、魔法の武具を扱う技能もある。
魔法以外では、楽器の演奏、剣・弓・槍など武器を使った技能、また、死霊術扱いの鎌技能も販売されている。
これらの技能は全体の一部で、実際はもっと大量の技能が存在する。
技能以外では、交易都市リューンにある道具類や食べ物キーコードが付属した食料、値段が非常に高いが無限に使えるアーティファクトや付帯能力が販売されている。
また、技能の画像が非常に美しく、統一感があるので個人的にすごく気に入っている。
張り紙から抜粋【北東の大傭兵団が、武芸者に技能を教授してくれるらしい。】
100近い数の技能が販売されているシナリオ。
剣、大剣、槍、弓、斧、双剣などメジャーなカテゴリーが揃っている。
また、盗賊技能にはフリントロックを使った珍しい射撃技能が存在する。
同じくCardWirthシナリオでも数少ない忍者技能も販売されている。
技能全体のバランスが交易都市リューンのものに近いので、似たような性能で違う技能を探している人は重宝するだろう。
張り紙から抜粋【闘技場の街として名高いエラン。腕に憶えのある戦士たちが各地から集いその技術を巨大なアリーナで示す。】
技能の販売と闘技場を軸にした街シナリオ。
剣、大剣、槍、弓、斧などメジャーなカテゴリーはもちろん、盾術・戦術(指揮技能)・銃技能などが販売されている。
個人的にはレイピア技能がお気に入り。
敏捷適性の技能であり、威力が若干低い代わりに使用すると自分に技能カードを配布するという特徴がある。
そのため、闘技場のような一対一の状況に強いと言える……といった説明を作中人物がしてくれる。
また、目玉の闘技場では様々な敵と戦うことが可能で、高ランク帯で勝利すると点数付きの称号がもらえる。
もちろん賞金ももらえる。
張り紙から抜粋【静かな静かな山間に静かな静かな古都が静かに静かにありました。そこに棲んでる人々はそこを『忘れ水の都』と呼びました。】
300以上の技能が販売されている街シナリオ。
航海術や飛礫技能、呪香技能など珍しい技能も販売されている。
また、街の中は様々なキーコードやクーポンに対応しており、多くの冒険をしてきたパーティなら違った反応があるかもしれない。
特殊なイベントもいくつかあり、特定の人物に対して条件を満たせば強力な技能を販売してくれる。
個人的には演奏系の技能や剣技技能、敵一体を攻撃しながら呪縛する「閂止め」などがありがたい。
張り紙から抜粋【宿の近くに、ファンシーな品物を扱う新しい店を作りました。品揃え、サービスともに努力致します。店の名前は『ささやかな宝』です。来店を心よりお待ちしております。どうか、あなたに相応しい宝物が見つかりますように…】
様々な道具として所持するアイテムを売っているシナリオ。
ペナルティがあるが効果の低い賢者の杖として使える道具類や、防具としての機能に何らかの追加の能力があるアイテムが目に留まる。
とくに前者は値段が安いため、駆け出し冒険者でも購入可能なものがあるだろう。
注意点としては、道具によっては使用に条件があるものが存在するという点だろう。
特定のクーポンの有無や性別で判定が行われる。
また、高額だがリサイクル可能な葡萄酒の性能がある「月の雫」なども便利である。
張り紙から抜粋【ある大きな依頼の帰り道、突然の大雨に見舞われた冒険者達・・・】
剣技・刀・投擲・盾術など、戦士や傭兵、野伏などが使う技能を販売するシナリオ。
おそらくCardwirth界隈では知らない人の方が少ないであろう作者様の作品。
「影走り」や「疾風突き」、「柄当て」あたりの技能が強力。
ただ、全体のバランスは交易都市リューンに近いものなので、強力とは言ってもバランスブレイカーにはならないだろう。
また、使用するとアクションカードの「攻撃」とほぼ同じ威力があり、なおかつ一定確率で手札を交換するアイテムも販売している。
張り紙から抜粋【対価さえくれれば、君の望む物を渡そうじゃないか。】
交易都市リューンの技能を画像変更したものや古代魔術、吸血鬼技能や道具としての装飾品を販売しているシナリオ。
技能では冷気属性の束縛効果のある「豹雪閃」、正常な肉体をもつ敵一体の防御デバフにもなる攻撃魔法「骨解の詛」、命中率は低いが敵全体を束縛する「地母の慟哭」あたりが強力。
注意点としては、古代魔術はクーポン「古代魔術語習得」が無いと使用不可能な点である。
別作者様のシナリオである「クーポンマガジン CW号」などで「古代魔術語習得」を入手可能なので、技能を使う予定なら習得しておこう。
また、無限使用可能な装飾品では、サラマンダーを呼び出す「火精の首飾り」や正常な精神をもつ敵一体に攻撃した際に行動力を下げる「人魚のナイフ」が便利。
とくに、人魚のナイフは適性が【精神力+正直性】なので、僧侶や精霊術師、吟遊詩人などに適性があるPCが使用する近接武器として重宝する。
張り紙から抜粋【リューンの遥か北にある国での依頼を終えた君たちは、報酬に一冊の装飾本を手に入れた。】
某ゲームをモチーフにした技能を販売するシナリオ。
販売されている技能は、Cardwirthのシステム上で某ゲームのスキルなどを再現したもの。
技能はどれも強力な効果があり、またその再現性も高いため、某ゲームを遊んだことがある人間ほどニヤリと出来るかもしれない。
個人的にはプリンス/プリンセス、ファーマーがお気に入り。
また、それぞれの技能に組み合わせる付帯能力も販売されている。
こちらは値段が非常に高い。
張り紙から抜粋【「かつて人々は神に祈り恩恵を受け、繁栄をもたらした、グライヴァ教会。だが、今ではそんな教会も廃れている。退屈な顔している、あんた達に朗報だ。その教会へ伸びる大回廊に、随分なお宝が眠っている噂を聞いた。興味あるなら、行ってみたらどうだ?」】
技能の説明文やシナリオ内の表示にもあるように、交易都市リューンで入手できる火精召喚などで呼び出す召喚獣が無いと使えない技能を販売しているシナリオ。
その都合上、対応する召喚獣を単独、あるいは別々のものを組み合わせて召喚している状態が基本となる。
そのため、召喚獣の枠とスキル使用回数に余裕が生まれる中レベル帯以降に使い勝手が上がる。
また、おそらく使用回数に上限がある通常の召喚獣での技能使用を想定していると思われるが、使用回数無限の永続化した召喚獣でも技能を使うことが出来る。
ある意味バランスブレイカーになるので、使う際はよくよく考えてから使うようにしたい。
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