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今回は『アルマーク ~北の剣、南の杖~』です。
アルマーク ~北の剣、南の杖~
■『アルマーク ~北の剣、南の杖~』
作者:やまだのぼる様
あらすじから抜粋【戦乱の絶えない北の大地で傭兵団の一員として生きてきた少年アルマークが、父との約束に従って平和な南の魔法学院に入学します。
長い旅の末にたどり着いた学院での生活は、今まで自分がいた世界とは全く異質なものでした。
そのあまりのギャップに、アルマークは戸惑うことばかり。
しかし失敗を重ねながら、仲間や先生の助けを借りて、徐々にその才能の片鱗を見せていきます。】
オリジナルのファンタジー世界を舞台にした作品。
主人公である少年「アルマーク」は、戦乱の絶えない北の大地で傭兵団の一員として生きていた。
そんな彼は、父親との約束を果たすべく南の魔法学院に入学することに。
理由はいくつかあるが、北には魔法を教えられる下地がまったくないことが大きいだろう。
そして、アルマークは南の魔法学院を目指して旅立つのだが、いくつかの問題が生じる。
そもそも、学院までの道程がまず非常に辛いもので、ここで本来の入学時期から大幅に遅れることになる。
さらに、南の地は長らく平和だったためか、傭兵のような戦場で戦う人間に対する偏見や強い警戒心が存在していた。
自身の出自を隠しつつ、魔法学院で魔法の修学に励むのだが、こちらはこちらで様々な問題に巻き込まれることに。
果たして、アルマークは父親との約束を果たせるのか、そして様々な経験を積んでどのような大人になるのか?
総括すると、非常によく練られたファンタジー作品。
とにかくあらゆる描写が丁寧に行われており、主人公の周囲はもちろん、それ以外の場所でも様々な出来事が動いている。
この作品は書籍化・コミカライズの両方を達成しており、そこからも完成度の高さが伺える。
いわゆる転生者などがいない、純粋な剣と魔法の物語を読みたいという人におすすめの作品である。
タグ:オリジナル 二次創作 ファンタジー 戦記 なろう
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