ヒアリの危険性や駆除方法と刺されたらどう対処するのかを紹介 | ごろん小路。

ヒアリの危険性や駆除方法と刺されたらどう対処するのかを紹介

最近、テレビや雑誌などで見聞きする「ヒアリ」

「とても攻撃性が高い」「刺される」など、すでにいくつかの情報をご存じの方もいらっしゃるかと思います。

しかし、日本の外からやって来た虫であるため、くわしい事を知らない方は多いのではないでしょうか?

「ヒアリ」は、海外ではペットや家畜、人間に被害を与えている存在です。

この機会にしっかりとした情報を知っておきたいですよね。

そこで今回の記事では、

  • ヒアリの危険性について
  • ヒアリの駆除方法とは?
  • ヒアリに刺されたらどう対処するのか?

これらのことをお伝えさせていただきます。

ぜひ、参考にして下さい。

スポンサーリンク
  

ヒアリの危険性について

ヒアリは非常に攻撃的で、節足動物や爬虫類、小型の哺乳類すらも集団で攻撃して捕食してしまうほどです。

ヒアリが敵を攻撃する場合、基本的に個別ではなく集団で何度も獲物へ襲いかかり、何度も毒針を刺すという特徴があります。

そのため、ヒアリの巣に不用意に近づくと、それだけで「敵」だと判断され集中攻撃を受けることがあるんです。

また、ヒアリに刺されるとその毒により、発赤・浮腫・水疱・吐き気・嘔吐・めまいなどの症状が現れることがあります。

人によっては呼吸困難やアナフィラキシーショックなどの重篤な状態に陥る危険性もあるので、とても恐ろしい存在ですよね。

海外でもヒアリによる被害が多数出ており、例としてアメリカでは年間8万人がヒアリの被害にあっているようです。


これだけでも恐怖なのですが、ヒアリの驚異の1つに繁殖力の高さがあります。

例えば、日本のアリの一種であるクロオオアリの場合、1つのコロニー(蟻の集団のこと)の中にいる女王アリは1匹だけです。

しかし、ヒアリの場合は1つのコロニーの中に10匹~20匹ほどの女王アリがおり、最大で100匹もの女王アリがいたという記録も存在しています。

アリの中で卵を産むのは女王アリだけなので、女王アリの数が繁殖力の高さに直結することになります。

さらに、ヒアリの女王アリが1日で産む卵の数は約2,000個にもなり、文字通り桁が違うことがよくわかります。

しかも、ヒアリの女王アリと雄のアリは羽で飛ぶことが出来、風に乗るとその移動距離は10kmにもなることもあるそうです。

強い毒性と攻撃性、高い繁殖力と遠くまで移動することが出来る飛行能力などを考えると、人間にとって恐ろしい存在なのがよくわかります。

ヒアリの駆除方法とは?

蚊などを忌避させる虫よけスプレーは、残念ながらヒアリには効果がありません。

そのため、ヒアリの駆除にはストレートに殺虫剤を使用するようにしましょう。

スポンサーリンク

ヒアリに対して使用する殺虫剤は、通常のアリ用殺虫剤をそのまま使用すれば大丈夫です。

アリの駆除をするための殺虫剤には、スプレー・液剤・粉剤などの種類があるため、状況に適した殺虫剤を使用しましょう。

また、それらがない場合は、熱湯をかけても駆除できます。

ただし、熱湯は殺虫剤ほどの駆除力はないため、ヒアリからの逆襲が考えられます。

可能ならば控えるべきでしょう。

下記に、ヒアリに対して有効な殺虫剤の紹介ページへのリンクを貼っています。

ぜひ、参考にして下さい。

アリフマキラー 450ml

巣のアリ退治 液剤 800ml

アリ・ムカデ粉剤 1kg

ヒアリの見分け方について

ヒアリを駆除しようにも、そもそもヒアリを他のアリと判別できなければ難しいですよね。

ほとんど無害な日本のアリを殺しても意味がありません。

環境省のホームページに、ヒアリの見分け方のくわしい情報が記載されています。

これらの情報を参考に、ヒアリかどうかを見分けましょう。

ヒアリに関するFAQ・環境省ホームページ

ヒアリに刺されたらどう対処するのか?

万が一、ヒアリに刺されてしまった場合は、20~30分ほど安静にして下さい。

軽度の症状のみならば、様子を見ながら病院を受診するかを考えましょう。

ただし、人によっては呼吸困難やアナフィラキシーショックなどの重篤な症状が現れることがあります。

症状が重いようであれば、すぐに病院でお医者さんに診てもらいましょう。

自力での移動が難しいようなら、迷わず救急車を呼ぶなどの対処をして下さい。

まとめ

ヒアリは恐ろしいアリですが、冷静に対処すれば大丈夫です。

また、ヒアリによく似た日本のアリを殺さないように注意して下さい。

日本に住んでいる虫たちがヒアリの侵略を防いでくれるからですね。

スポンサーリンク
Visited 12 times, 1 visit(s) today