「雪虫」が大量発生して視界も霞むほどになることがあります。
そんな雪虫ですが、大量に飛ぶ時間帯はいつなのか気になりますよね。
また、雪虫が出る時期はいつからいつまでなのかも知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 雪虫が飛ぶ時間帯はいつ?
- 雪虫が出る時期はいつからいつまで?
これらの情報をまとめてみました。
雪虫が飛ぶ時間帯はいつ?
雪虫が飛ぶ時間帯は「午前9時以前」や「午後5時以降の時間帯」だとされています。
これは、雪虫が空を飛ぶ力が非常に弱い虫であることが関係しています。
スズメバチやトンボのような飛ぶ力の強い昆虫は、少し風が強い日でも問題なく飛行できます。
これに対して、空を飛ぶ力が非常に弱い雪虫はちょっと強い風が吹いていたり、雨の日だと雪虫は上手に空を飛べなくなります。
つまり、雪虫が飛びやすい時間帯は「無風で雨が降っていない」が該当するわけですね。
そして、気圧と気温の関係から夕方や朝方は風が弱い時間があるので、雪虫はこの時間帯に空を飛びやすいと言えます。
実際、多くのSNSなどでも「雪虫は朝方や夕方によく見かける」との声が多くみられます。
ただ、夜も雪虫が窓や車にくっついてくることがあるようなので、日中ほどではないものの夜でも活動する可能性があります。
そのため、雪虫が大量発生する地域でバイクや自転車に乗る場合、夜明け前や夜間に移動をするようにして、その際はヘルメットやマスクで対策をすると良いでしょう。
雪虫が出る時期はいつからいつまで?
雪虫が出る時期は「10月~12月頃」だとされています。
これは、雪虫が産卵をするために飛ぶ時期がこの期間であるからです。
つまり、子孫を残すために羽をもつ成虫となった雪虫が、一斉に木から木へと大移動することで大量発生するわけですね。
また、雪虫の大量発生は猛暑で雪虫の成長が早まり、繁殖の回数が増えることが原因だとされています。
最近の日本の夏は常に猛暑であり、さらに暑い期間が長くなっているので、雪虫が大量発生しやすい環境となっています。
そのため、雪虫の総数が増えることによって、雪虫が飛ぶ時期が延びる可能性も考えられます。
ちなみに、雪虫はトドマツやヤチダモなどの植物に寄生するアブラムシの一種です。
雪虫が木から木へ飛んで移動するという性質上、こういった種類の木々が多い場所だと大量の雪虫と遭遇する可能性が高くなります。
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まとめ
雪虫が飛ぶ時間帯は「午前9時以前」や「午後5時以降の時間帯」だとされています。
また、雪虫が出る時期は「10月~12月頃」だとされています。
ただし、最近の日本の夏は常に猛暑であり、さらに暑い期間が長くなっているので、雪虫が大量発生しやすい環境となっています。
そのため、雪虫の総数が増えることによって、雪虫が飛ぶ時期が延びる可能性も考えられます。