「猫」を飼っているご家庭は多いかと思いますが、火災の原因となるという話を聞くことがあります。
愛猫が火災の原因となるなんて本当に辛いですよね。
しかし、なぜ猫が火災の原因になるのかがわからないと対策を講じにくいかと思います。
そこで今回の記事では、
- 猫が火災の原因になる?
- 猫が火災を起こさないようにする対策方法とは?
これらの情報をまとめてみました。
猫が火災の原因になる?
結論から言えば、猫が火災の原因になることはあります。
製品評価技術基盤機構(NITE)に寄せられた情報によると、2013~2022年度までの10年間で61件の事故が発生しています。
そのうち、火災原因が「猫」による事故は35件、「犬」による事故は17件、「犬と猫」による事故は3件となっています。
猫による火災はかなりの割合を占めていると言えるでしょう。
より具体的な火災原因としては、以下のようなものが挙げられます。
2・猫の尿や抜け毛に付着した水分によるトラッキング現象で発火
3・猫が配線器具やバッテリーや配線を噛んだことでショートして発火
4・猫が暖房器具を倒した
以上です。
上記の中でもとくに1番目が原因として最多となっています。
例えば、IHコンロに何かしらの物品を置いた状態で外出して、その後、猫がIHコンロのスイッチを押すことで火災が発生するなどですね。
次点で2・3番目が挙げられます。
ちなみに、「トラッキング現象」とは、プラグとコンセントの隙間に溜まったホコリが湿気を帯びて火花放電を起こし、それにより発熱・出火する現象のことです。
プリンターや暖房器具のように猫が上に乗ることができる形状の家電製品だと、こういった火災が発生する恐れがあるわけですね。
猫が火災を起こさないようにする対策方法とは?
猫が火災を起こさないようにする対策方法としては、猫の移動を制限することが効果的です。
例えば、猫が勝手にキッチンへ入らないようにするために「ペットゲート」や「ベビーゲート」を設置するなどですね。
あるいは、自分が離れる時はガスコンロの元栓を閉めるといった方法もあります。
家電製品の場合は、操作ボタンをロックする機能がある場合はそれを使用すると良いでしょう。
こちらも、自分が離れる時は電源をオフにしておくようにしましょう。
また、コンロや暖房器具の周囲に可燃物や猫の興味を引く物を放置しないことも重要です。
上記にあるように、とにかく猫が近寄らない環境を維持することが大切になるわけです。
ちなみに、上記のような対処が難しい場合は猫をケージに入れる方法があります。
猫は行動範囲が広いため、外出する際などは室内で放し飼いせずにケージに入れておくことも重要です。
まとめ
猫が火災の原因になることはあります。
製品評価技術基盤機構(NITE)に寄せられた情報によると、2013~2022年度までの10年間で61件の事故が発生しています。
そのうち、火災原因が「猫」による事故は35件、「犬」による事故は17件、「犬と猫」による事故は3件となっています。
猫による火災はかなりの割合を占めていると言えるでしょう。
より具体的な火災原因としては、以下のようなものが挙げられます。
2・猫の尿や抜け毛に付着した水分によるトラッキング現象で発火
3・猫が配線器具やバッテリーや配線を噛んだことでショートして発火
4・猫が暖房器具を倒した
以上です。
また、猫が火災を起こさないようにする対策方法としては、猫の移動を制限することが効果的です。
例えば、猫が勝手にキッチンへ入らないようにするために「ペットゲート」や「ベビーゲート」を設置するなどですね。
あるいは、自分が離れる時はガスコンロの元栓を閉めるといった方法もあります。
家電製品の場合は、操作ボタンをロックする機能がある場合はそれを使用すると良いでしょう。
こちらも、自分が離れる時は電源をオフにしておくようにしましょう。
コンロや暖房器具の周囲に可燃物や猫の興味を引く物を放置しないことも重要です。