Windows11で漢字変換がおかしい時の原因とは?対処方法は? | ごろん小路。

Windows11で漢字変換がおかしい時の原因とは?対処方法は?

Windows11のパソコンで「漢字変換」がおかしい時がありますよね。

書類などを作っている時に漢字変換がおかしくなると本当に困ってしまいます。

しかし、原因がわからないと対処が難しいかと思います。

そこで今回の記事では、

  • Windows11で漢字変換がおかしい時の原因とは?
  • Windows11で漢字変換がおかしい時の対処方法とは?

これらの情報をまとめてみました。

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Windows11で漢字変換がおかしい時の原因とは?

Windows11のパソコンで漢字変換がおかしい時の原因には、以下のようなものが考えられます。


1・CapsLockが有効になっている
2・キーボードの状態がおかしい
3・Microsoft IMEの設定、状態がおかしい
4・高速スタートアップの影響

以上です。

1番目の「CapsLockが有効になっている」とは、「CapsLock」キーを誤って押してしまった場合などですね。

キーボードには「CapsLock」キーと呼ばれるキーがあり、おおよそキーボードの左端にあります。

このキーには「アルファベットの入力で大文字と小文字の入力を切り替える」機能があります。

通常の状態だと、「半角英数」や「全角英数」の入力モードでアルファベットのキーを押すと小文字で入力されますが、この「CapsLock」が有効になっているとアルファベットが常に大文字の状態で入力されるようになります。

その結果、漢字変換を始めとした入力作業に影響が出ることが考えられます。


2番目の「キーボードの状態がおかしい」とは、キーボードに何らかの異常が発生していることを指しています。

極端な話、キーボードに飲み物などの液体をこぼしたりすると、それが原因でキーボードが故障することがあります。

また、そこまでいかなくてもキーボードにゴミやホコリが詰まっていると、動作が正常に行われない可能性があります。


3番目の「Microsoft IMEの設定、状態がおかしい」とはそのままですね。

IMEとは、日本語の入力/変換を助けてくれるプログラム「Input Method Editor」の略称です。

つまり、キーボードでの日本語入力を行ってくれるプログラムというわけですね。

このIMEに何らかの異常が発生していたり、設定がおかしかったりすると、正常に日本語入力が行われない可能性があります。


最後の「高速スタートアップの影響」もそのままですね。

Windows 11では、初期設定において前回シャットダウン時のメモリや周辺機器などの情報を一時的に保存する、高速スタートアップが有効になっています。

保存された情報を読み込むことでパソコンの起動は速くなるのですが、Windowsに何らかの問題が生じるなどした場合や、パソコン周辺機器の接続・設定の変更を行ったりすると、パソコンが正常に動作しなくなる場合があります。

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Windows11で漢字変換がおかしい時の対処方法とは?

Windows11のパソコンで漢字変換がおかしい時の対処方法は、前章にある原因を特定して解決することになります。

まず、1番目の「CapsLockが有効になっている」ですがこれは簡単です。

「CapsLock」キーは、「shiftキー+CapsLockキー」を押すだけでオンオフが可能です。

また、現在「CapsLock」キーが有効かどうかは、キーボードのランプで確認できます。

ランプが点灯していればCapsLockが有効な状態になります。

あるいは、言語バーの表示で確認することができます。


2番目の「キーボードの状態がおかしい」は、キーボードを掃除することで解消する可能性があります。

市販されているエアダスターなどで、キーボードに詰まったゴミやホコリを取り除いていきましょう。

キーボードの隙間には想像以上にゴミが溜まりやすいので、定期的に掃除をすると良いでしょう。

また、キーボードのケーブルをパソコンに差し直すことで、動作が正常に戻ることもあります。

その際は、パソコンの電源をオフにしてから作業を行いましょう。


3番目の「Microsoft IMEの設定、状態がおかしい」は、IMEの設定を既定値に戻すと状態が改善されることがあります。

手順としては、以下のようなものとなります。


1・画面右下のシステムトレイにあるのIMEアイコン(「A」や「あ」のアイコン)を右クリック
2・表示されたメニューから「設定」をクリック
3・表示された項目の中から「全般」をクリック
4・下方へスクロールして「既定の設定」を確認
5・表示されている「復元」をクリック
6・「IMEを既定の設定に戻す」が表示されるので、「OK」をクリック
7・「復元」の横にチェックマークが表示されたら完了!

以上です。

あるいは、Microsoft IME以外のIMEをインストールして、それを使用するという方法もあります。

例えば、「google 日本語入力」などのIMEがインターネット上からダウンロードすることができます。


最後の「高速スタートアップの影響」が原因の場合は、高速スタートアップ機能を無効化することで対処できます。

高速スタートアップ機能を無効化する方法は、以下のようになります。


1・タスクバー左下の「スタートボタン」をクリックし、画面右上にある「すべて」をクリック
2・一覧が表示されるので、「W」欄から「Windowsツール」をクリック
3・「Windowsツール」の中にある「コントロールパネル」をダブルクリック
4・表示された項目の中から「ハードウェアとサウンド」をクリック
5・表示された項目の中から「電源オプション」をクリック
6・表示された項目の中から「電源ボタンの動作の選択」をクリック
7・表示された項目の中から「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
8・「シャットダウン設定」欄の「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
9・「変更の保存」をクリック
10・完了!

以上です。

次回以降、パソコンの電源を入れた際には高速スタートアップが無効の状態で起動します。

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まとめ

Windows11のパソコンで漢字変換がおかしい時の原因には、以下のようなものが考えられます。


1・CapsLockが有効になっている
2・キーボードの状態がおかしい
3・Microsoft IMEの設定、状態がおかしい
4・高速スタートアップの影響

以上です。

また、Windows11のパソコンで漢字変換がおかしい時の対処方法は、上記にある原因を特定して解決することになります。

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