名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。
主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。
今回は『虹色の魚』です。
虹色の魚
■『虹色の魚』 左矢様 対象レベル:5~10
張り紙から抜粋【南の珊瑚礁に棲むという幻の魚―虹魚(こうぎょ)を探しに行って欲しい。
報酬は銀貨1000枚。
リューン木の葉通り
ジョルジオ=フォンティーニ】
ある夏の日のこと、冒険者一行は「虹色の魚の捕獲依頼」を見ていた。
宿の亭主によると貴族からの依頼であり、遠洋へ船で向かう探索依頼なのだそう。
依頼人の身元ははっきりしているし、報酬もしっかりと支払われるだろう。
ただ、この手の「生物を捕獲する」依頼は何らかの問題があることが多いのが気がかりだが……。
また、依頼を受ける前に「リーダー」・「調査役」・「参謀」を設定できるので、必要なら設定をしておこう。
さて、依頼を受けることにした冒険者一行は早速依頼人の邸宅がある木葉通りへと向かった。
依頼人――ジョルジオという貴族の男性だが、彼によると南外洋の珊瑚礁に目的の虹色の魚がいるらしい。
移動は依頼人の所有する帆船を使う。
ただ、書物にその情報があるだけで目撃情報などはないため、信憑性が低いものを探すことになる。
依頼人との話を終えた冒険者一行は、港にある船へと向かった。
そこではジャンゴという名前の水夫が冒険者を待っていた。
準備はすでに終わっておりすぐに港を出航する。
なお、移動中にゲロインが誕生することもあるようだ。
ちなみに、ここから水中を探索することになるのだが、このタイミングでカナヅチ(泳げない人)がいるかどうかを設定できる。
吸血鬼などのPCがいるならロールプレイに一役買うことだろう。
水中探索では海の底に落ちている物をいくつか拾うことができる。
ただ、いつもの戦闘とは勝手が違い、一部のキーコードが付属した技能などが弱体化するといった悪影響がある点に注意しよう。
逆に、一部の技能は強力になるようだが……おそらくまずそういった機会は無いと思われる。
水中を探索し続けると、ついに虹色の魚と遭遇する。
なんと、虹色の魚はクジラほどもある巨大な怪魚であった。
「え、なんかこっちに近づいてきてるんですけど!?」
虹色の魚との戦闘が始まる……のだが、水中での戦闘は分が悪いので素直に船まで”逃げる”ことが正解だろう。
船上ならいつも通りの戦闘が可能な冒険者が負ける要素はない。
時間制限こそあるが、袋叩きにしてしまえば楽に勝てる相手である。
虹色の魚を退治した後、その身体を検める冒険者一行。
すると、腹の中に卵があることが判明する。
こいつはメスだったのだ!
虹色の魚そのものは捕獲できなかったので、冒険者たちはその卵を持って帰ることに。
当初の目的は達成できなかったが、依頼人は卵で満足してくれたようだ。
「ただし、大きくなる前にもとの海に返してくださいね」
まぁ、一応、念のため釘は差しておいたが。
虹色の魚の探索と討伐を行うシナリオ。
シナリオの進行がスマートに進んでいくので、ストレス無く冒険を楽しむことができる。
上記にもあるが、水中での行動は冒険者の弱体化が著しいので短時間にしておくと良いだろう。
また、このシナリオは一部のシナリオとクロスオーバーしている。
そのため、このシナリオをクリアしておくとセリフなどに変化が生じることがあるので、覚えておくと嬉しい場面に出会えるかもしれない。
groupASK official fansite:カードワース本体のダウンロードはここから!
注意事項
注意点として、ここにある情報は筆者の個人的な感想や価値観に基づくものであり、客観的・情報的に正しいかは保証できません。
また、すべてのカードワースエンジン・シナリオやその作者様・素材制作者様を侮辱・批判するものでもありません。
最低限の情報のみを掲載していますので、シナリオが現在入手可能かどうかなどの確認は各自の責任でお願い致します。