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今回は『テグスの迷宮探訪録』です。
テグスの迷宮探訪録
■『テグスの迷宮探訪録』
作者:中文字様
あらすじから抜粋【《迷宮都市》の孤児院で育ち《迷宮》に潜って糧を得ていたテグスは、
十三歳になったのを期に、若年から成人の《探訪者》の扱いになった。
その関係で、《迷宮都市》の一番外の区画――《雑踏区》まで戻り、全ての《小迷宮》から攻略する事になった。
そんな《探訪者》テグスが、《迷宮》での出会いと成長を描いた物語。】
オリジナルのファンタジー世界を舞台にした作品。
あらすじにもあるように、孤児院で育った少年「テグス」は十三歳になったのを期に、若年から成人の「探訪者」の扱いになった。
以後、彼は自分が生きるために、そして様々な冒険のために迷宮へ潜っていく。
基本的に山なし谷なしの緩やかな冒険が続くので、安定した冒険譚が読みたい人におすすめ。
また、主人公であるテグスは孤児院出身なのだが、基本的な教養がかなりある人物となっている。
地球世界でも孤児院では宗教関係の書物がある場合があり、そういったもので読み書きを覚えることはある。
この作品の世界だと、孤児院に宗教的側面があまり出てこないので少し違和感があるかもしれない。
その他には、主人公は割と頻繁に同業者などから襲撃を受けているが、他の人間が同じような被害にあっている場面はあまりない。
このあたりは世界観と主人公周りの設定のすり合わせが上手くいっていないのではないかと感じる。
あるいは、襲撃を撃退したことへの逆恨みなどがほぼ無いからかもしれないが。
タグ:オリジナル ファンタジー ダンジョン 完結済み なろう
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