名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。
主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。
今回は『話が長い子爵の護衛』です。
話が長い子爵の護衛
■『話が長い子爵の護衛』 itsuka様 対象レベル:5~6
張り紙から抜粋【一日だけ、我が屋敷の警備を増員したい。
至急の頼みのため、実力さえあればよし。
正午過ぎに我が屋敷まで来られたし。
・契約期間:夕方~夜明けまでを予定
・報酬:一人100sp
・条件:人員は6人欲しい
元・王国騎士団 遠征部隊小隊長
オルグレン子爵】
リューン遠方にある人里離れた屋敷。
冒険者一行がここにたどり着いたのは正午を過ぎた頃だった。
張り紙にもあるように、依頼人であるオルグレン子爵から屋敷の警備依頼を受けたのだ。
オルグレン子爵に会ったのは部屋に通されて間もなくだったのだが……屋敷内の説明から自分の経歴の話へと移り、すでに1時間以上が経過していた。
「長い! 長過ぎる!(_猪突猛進)」
「同じような話ばかりするから内容を覚えちゃったよ……(_神経質)」
さて、丁度タイミングよく依頼人に急用ができたため、後の話は執事とするように指示を受ける。
執事は若い男性であり、彼が言うには「自分が無理を言って冒険者を雇うように進言した」・「護衛対象は依頼人であるオルグレン子爵本人」なんだそうな。
また、先程の急用――会合があるため、護衛はオルグレン子爵が屋敷に戻ってからとなる。
さらに執事も別件で屋敷を離れるため、何かあった場合はメイドに申し付けるよう言われた。
……ところが、依頼人であるオルグレン子爵が屋敷に戻ってくると、屋敷の中で待機していた冒険者一行に怒鳴り散らした。
「門番の仕事はどうしたのだ!?」と。
執事からの説明と矛盾するので依頼人と情報確認をすると、執事からの依頼の説明と、依頼人本人からの説明がまったく違うことが判明。
直後、正体不明の二人組から襲撃を受ける。
襲撃者を撃退した後、オルグレン子爵によると今から12年前、蛮族側に組みして敵対した傭兵団を壊滅したことがあったそうだ。
そして、おそらくはその傭兵団の生き残りが報復に来たのだと語った。
オルグレン子爵は改めて冒険者へ依頼を出す。
依頼内容は「オルグレン子爵の護衛と家宝の杖の死守、そして襲撃者たちの討伐」であった……。
総括すると、短いながらも勢いと緊張感がある戦闘シナリオ。
探索パートなどはまったくなく、話を聞いて依頼を受けるとすぐに戦闘になる。
また、上記にもあるように、敵が先手を打ってきているので冒険者たちはその場しのぎの対応を余儀なくされる。
とくに味方を分断してくることが難易度を引き上げており、パーティ全体の戦闘能力が高いことが求められる。
そのため、依頼を受ける前に必要になると思われる道具などを冒険者各位に持たせておこう。
一度に戦う敵の数はそこまで多くのないのが救いか。
最後に敵のボスを倒せば依頼達成である。
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