
名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。
主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。
今回は『Through the hole』です。
Through the hole
■『Through the hole』 つちくれ様 対象レベル:6~7
張り紙から抜粋【それは穴を通り抜ける。】
仲間の一人が部屋から出てこない。
朝、冒険者たちは仲間の一人がいつまで経っても降りてこないことに疑問を感じ、部屋の前で訝しんでいた。
ノックしても呼びかけても反応がない。
今日は先ごろ発見された遺跡の探索を予定していたのだから、仲間がいないはずがないのだ。
そして冒険者の一人がドアノブを回してみると――あっさりと扉が開いてしまった。
しかし、部屋の中には仲間の姿はなかった。
仕方無しに宿の亭主と娘さんに話を聞いてみたが、仲間がどこに消えたかわからないという。
――そんな時、娘さんが消えた仲間が昨日話していたぬいぐるみを持ってくる。
冒険者が調べると、ぬいぐるみの中から鍵と手紙が現れた。
その手紙には、仲間を連れ去ったこととリューン地下下水道の地図が記されていた……。
以前紹介した『In the mirror』の続編にあたるシナリオ。
またも行方不明になった仲間を助けに冒険者たちが交易都市リューンの地下下水道を探索することになる。
行方不明になった仲間と、それ以外の冒険者たちで交互にギミックを動かしながら探索を行う。
下水道内にはいくつかのリドルが設置されており、鍵を集めて先に進む形になる。
4つの鍵をすべて集めて対応する錠前を解錠すれば、行方不明になった仲間と合流できる。
後は、今回の事件の元凶を叩けばシナリオクリアである。
総括すると、厄介なものに目をつけられた可哀想な冒険者のシナリオ。
作中でも真の黒幕は逃げおおせており、冒険者が出会うことはなかった。
そのため、事実上のラスボスである魔術師を倒して今回の事件は幕を下ろすが、推定邪心は野放しのまま。
言動やマスターシーンからも魔術師は体よく利用されただけのようだ。
いつか決着を付けたいものである。
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