百日咳のワクチンはいつから接種可能?効果はいつまで続く?子どもに打つ時の費用はいくら? | ごろん小路。

百日咳のワクチンはいつから接種可能?効果はいつまで続く?子どもに打つ時の費用はいくら?

「百日咳」が流行している昨今、子どもにワクチンを打ちたいと考える方は多いかと思います。

しかし、百日咳のワクチンはいつから接種可能なのかや効果はいつまで続くのかなどが気になりますよね。

そこで今回の記事では、

  • 百日咳のワクチンはいつから接種可能?
  • 百日咳のワクチンの効果はいつまで続く?
  • 百日咳ワクチンを子どもに打つ時の費用はいくら?

これらの情報をまとめてみました。

スポンサーリンク
  

百日咳のワクチンはいつから接種可能?

百日咳を予防するためのワクチンは、標準的には生後2ヶ月から2歳までの間に4回接種します。

定期接種であり無料で受けられますが、これ以降に百日咳ワクチンの定期接種はありません。

ワクチンを受けた1歳児では、抗体保有率が約90%となり、ほとんどの子どもは感染しにくくなります。

しかし、この抗体は1歳以降減少を始め、5歳で約30~40%になるため、ワクチンの再接種が推奨されています。

同様の理由で10歳以降にもう一度追加接種をすることも推奨されています。

ちなみに、大人の場合は基本的にいつでもワクチンを接種することが可能です。

どちらにせよ、ワクチンを接種したい場合は最寄りの医療機関に相談をしてみてください。

百日咳のワクチンの効果はいつまで続く?

百日咳のワクチンの効果はいつまで続くのかと言うと、生後2ヶ月から2歳にワクチンを接種した場合は10~12歳頃には抗体がほぼ消滅します。

前章にもありますが、ワクチンによる抗体が弱まる前に再接種をすることが望ましいです。

そして、上記のようにワクチンの効果は一生涯続くものではないので、大人になってから百日咳に感染するケースが目立ち始めています。

スポンサーリンク

とくに、高齢者や基礎疾患をもつ人の場合は、百日咳感染が肺炎などを引き起こす原因となり命に関わる恐れがあります。

そのため、大人でもワクチンを接種したり、こまめな手洗い・消毒・咳エチケット(咳やくしゃみをする際にマスクやティッシュで口を覆うこと)を心がけましょう。

また、体調が悪い時にはしっかり休み、早めに医療機関を受診することが大切です。

百日咳ワクチンを子どもに打つ時の費用はいくら?

百日咳ワクチンを子どもに打つ時の費用は、生後2ヶ月からのものなら無料となっています。

しかし、以後の追加接種に関しては有料です。

この時の費用は各医療機関によって差異があるため、自分が利用する医療機関に確認をすることをおすすめします。

目安としては、3,500~5,000円になるかと思います。

厚生労働省ホームページ:百日咳

まとめ

百日咳を予防するためのワクチンは、標準的には生後2ヶ月から2歳までの間に4回接種します。

ワクチンを受けた1歳児では、抗体保有率が約90%となり、ほとんどの子どもは感染しにくくなります。

しかし、この抗体は1歳以降減少を始め、5歳で約30~40%になるため、ワクチンの再接種が推奨されています。

同様の理由で10歳以降にもう一度追加接種をすることも推奨されています。

また、百日咳のワクチンの効果はいつまで続くのかと言うと、生後2ヶ月から2歳にワクチンを接種した場合は10~12歳頃には抗体がほぼ消滅します。

ワクチンによる抗体が弱まる前に再接種をすることが望ましいです。

最後に、百日咳ワクチンを子どもに打つ時の費用は、生後2ヶ月からのものなら無料となっています。

しかし、以後の追加接種に関しては有料です。

スポンサーリンク
Visited 1 times, 1 visit(s) today