今回の記事はいつものものとは違い、名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。
個人的に気になった技能や道具などがあるシナリオをまとめています。
注意点として、ここにある情報は筆者の個人的な感想や価値観に基づくものであり、客観的・情報的に正しいかは保証できません。
また、すべてのCardWirthシナリオやその作者様・素材制作者様を侮辱・批判するものでもありません。
最低限の情報のみを掲載していますので、シナリオの配布元や現在入手可能かどうかの確認は各自の責任でお願い致します。
CardWirth技能まとめ
■『記憶の楔』 音羽様
張り紙から抜粋【リューンから遠く遠く離れた都という都市には、人の記憶を操作する技能を販売している場所があるようで……】
宝石を媒介に自身の記憶を力に変える技能を販売する店シナリオ。
技能は使用に詠唱が不要だが、回避力が下がるデメリットがある。
半数以上の技能が魔法的物理属性なので魔法無効化結界の影響を受けにくい。
技能の中では、敵一体に必中でダメージを与えつつ防御力を下げる「力の記憶」、敵全体にダメージを与えつつ呪縛する「記憶抹消」、敵全体に対して必中で防御力・行動力・抵抗力を最低まで下げる「朽ちた記憶」、味方全体の防御力・抵抗力を上昇させ技能使用回数を回復する「愛の記憶」が強力。
また、賢者の杖と同じ効果のあるアイテムも販売しているので、必要なら購入しておくと良いだろう。
■『辺境の遺跡』 音羽様
張り紙から抜粋【リューンから遠く離れた、亜人達が静かに暮らす遺跡には、技能を伝授してくれる少女がいるようで…】
張り紙にもあるように、複数種類の技能を販売する店シナリオ。
技能のバランスは交易都市リューンよりも少し強力なぐらい。
一部の技能はとてつもない性能があるが、デメリットがすさまじいことがあるため注意をしておこう。
技能の中では、あらゆる敵を確実に眠らせる「sleep」、敵全体に必中のダメージと亡者退散を与える「Rejected」、味方全体の回避力を上げて技能使用回数を回復する「愛し赤い糸」、敵全体を必中で呪縛して防御力を下げる「縛れ青い糸」、敵全体から必中で体力を吸収する「積雪の光」などが強力。
また、技能と関連があるアイテムを少数だが販売している。
気になるならチェックしておくと良いだろう。
■『緋色の教典』 雛鳥様
張り紙から抜粋【本が 落ちている。】
張り紙にもあるように、複数種類の技能を販売する店シナリオ。
鍵杖技能や感情技能など珍しい技能を販売している。
技能の中では、味方全体が中毒になるが傷と技能使用回数を回復する「魔素の器」、敵全体にダメージを与えつつ恐慌・沈黙状態にする「悪夢」、自身の回避力を上げつつ敵一体に大ダメージを与える「夜に溶ける」、味方全体の防御力・抵抗力を上げる「森の洗礼」が強力。
アイテムでは、「魔法の鍵」キーコードが付属したものと、「ホムンクルス」に対して高い治療効果を発揮する「魔力鉱石」が販売されている。
とくに「魔力鉱石」は、ホムンクルスだと技能使用回数を回復することもできるのでおすすめ。
■『街外れの温室』 胡蝶様
張り紙から抜粋【リューンの郊外に草花に囲まれて暮らす白魔道士の家とその家に隣接する温室がある。一度彼女に会いに行ってみるといい。ささやかだが冒険に役立つ品を 得ることができるだろう。】
魔法技能やアロマキャンドルなどのアイテムを販売する店シナリオ。
販売されている技能のうち、白魔法は味方を治療したり不死者を浄化する効果がある。
もう一つの深淵魔法は敵へダメージを与えるなどの攻撃魔法。
技能の中では、敵一体に特大ダメージと亡者退散の効果を与える「浄化の閃光」、味方全体の防御力・抵抗力を上げる「闇夜の衣」が強力。
アイテムのアロマは、味方全体に治療効果をもたらす強力なアイテム。
とくに、味方全体の技能使用回数を回復する「爽やかな香りが便利。
■『要港都市ベルサレッジ』 あんもないと様
張り紙から抜粋【 かつて大厄災をもたらしたと伝えられる死天使との決戦が行われた地に作られた街。近年、新しい海路が次々と発見され、今後要港としての役割が期待されている。】
様々な種類の技能を販売しているイベント付きの街シナリオ。
剣技・槍技・弓術・蟲術・舞踏・暗殺術など数多くの技能が販売されている。
技能のバランスは交易都市リューンに近いものばかりなので、多くのシナリオで安定して使うことが出来る。
また、このシナリオはアレトゥーザやキーレなどと同じように、ストーリー付きのイベントが存在する。
この街にある依頼を受けて達成していけば、自然と物語を進められるので迷うことはないだろう。
出現する敵の強さも、多くのシナリオを達成した冒険者たちなら問題なく倒すことができるレベル。
■『道楽者たち』 Cke様
張り紙から抜粋【リューンから遠い田舎街にて、思うままに生きる者たちが居る。銀貨と引き換えに、少々変わった物が得られるかもしれない。】
色彩魔法と演奏技能、武器アイテムを販売する店シナリオ。
色彩魔法は、技能使用時に詠唱が不要だが回避ペナルティが発生する。
また、芸術という特徴からか正常な精神をもたない敵には効果が著しく減退してしまう。
次の演奏技能は呪歌技能と考えて良いのだが、シナリオ内でも言及されているように攻撃的なものが多い。
そして、両技能ともに交易都市リューンの技能よりも若干高性能だが、使用時に回避ペナルティが発生する。
武器アイテムは【_貪欲】の特徴がないと使用できない点に注意。
そこをクリアできれば、霊体にも効果がある優秀な武器ばかりである。
価格も手頃なので、駆け出し冒険者でも手を出しやすいのも素晴らしい。
■『動乱の都クノン』 避難所管理人様
張り紙から抜粋【暗君・幼君の即位が相次ぎ、民衆反乱や覇権争いが勃発した、200年近い歴史を持つクノン朝。その首都であるクノンは、戦乱が終結した現在でも、「動乱の都」と呼ばれている。】
最初にショートストーリーがある街シナリオ。
技能使用時に能力上昇があったり、命中率が高いなどシンプルに強力な効果をもつ技能が販売されている。
「信念の剣」や「帝王の剣」なら戦士が生存しやすくなるし、使用者は動けなくなるが味方全体に強力なバフを与える「聖戦の賛歌」など便利な技能が多い。
技能全体のバランスは交易都市リューンよりも若干強力といったところ。
また、カードワースでも珍しい盾技能が販売されているシナリオでもある。
CardWirth武器・防具・道具まとめ
■『路地裏階段の露店』 歯車フェチ様
張り紙から抜粋【リューンの片隅にひっそりと佇む露店。奇妙な品々が並んでいる。】
「カード使用時イベント」を使って様々な効果を発揮するアイテム・技能を販売する店シナリオ。
味方のHPを測定したり、敵の耐性を表示したりと便利なアイテムが販売されている。
敵対象のHPを記録して、記録時よりもHPが回復して増えていたら記録した値まで減らすという変わったアイテムもある。
価格も手頃であり、状況によっては非常に役立つのでチェックしておくと良いだろう。
また、技能も販売されており、こちらは中毒状態の味方に対して効果を発揮する。
中毒になっている状態から、味方内での毒の増減、毒の強度が高いほどバフをかけるなど変わった技能が販売されている。
■『コーヒー・ミル』 d.m.l’s様
張り紙から抜粋【美味しそうな芳しい香り。それは琥珀色の飲み物。気になるあなたも、興味のないあなたも、是非一度は来店下さい。】
張り紙にもあるように、飲料アイテムである珈琲を販売する店シナリオ。
珈琲アイテムのうち、「コーヒー豆」は投擲に用いて攻撃する武器になる。
ほか3つの珈琲は回復系アイテムとなっており、とくに「カフェオレ」と「インスタント」の性能が凄まじい。
「カフェオレ」は、使用者の中毒・精神の回復と技能使用回数を回復することができるアイテム。
この性能で価格が300spと超低価格。
「インスタント」は使用回数3回であり、さらに味方全体に「カフェオレ」と同じ効果を与える。
これが250spなので金銭効率が凄まじい。
しかも、「インスタント」は同シナリオの「かぼちゃパイ」を所持していると追加効果が発動する。
これは「かぼちゃパイ」も同様だが、とにかく強力なので高レベルシナリオでの活躍が見込める。
また、珈琲以外にもパンケーキなどの食料品も販売されている。
注意点としては、珈琲・食料品ともに「料理」・「飲み物」などのキーコードは付属していない点。
サバイバル系のシナリオに持ち込んでも、おそらく食料としては認識されないことに気をつけておこう。
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