ニュースなどで最近話題になっているpaypay。
しかし、paypayと似たような名前のpaypalというサービスがあり、正直混乱してしまいますよね。
「名前も似ているし、決算に関わるサービスだから同じ会社じゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この2つは名前こそ似ていますがまったく違い存在です。
そこで今回の記事では、paypayとpaypalの違いについて、お伝えさせていただきます。
paypayとpaypalの違いはこれ!
paypayとpaypalは同じ決算に関わるサービスですが様々な違いがあります。
そもそもこの2つのサービスはお互いに一切関係がありません。
運営している会社からして完全に別のものですしね。
1・paypayについて
paypay(ペイペイ)は、日本の「ソフトバンク」と「Yahoo! Japan」が合弁した「PayPay株式会社」と、インドの「Paytm(ペイティーエム)」と提携することで開始した電子決済・送金サービスです。
サービスが始まったのが2018年10月からなので、非常に最近生まれたものになるわけですね。
paypayのサービス内容としては、QRコードやバーコードを使った実店舗での支払いになります。
つまり、paypayに対応している店舗では、商品をお店で購入する際に財布からお金を出さなくても、スマホでお店のQRコードを読み取って支払ったり、お店の人にバーコードを見せて支払うなどの方法が可能になります。
また、paypayのシステムには「PayPay残高による支払い」「Yahoo!マネーによる支払い」「クレジットカードによる支払い」の3種類があり、
2・「Yahoo!マネーによる支払い」……ヤフーのサービスで使えるチャージ式の電子マネー「Yahoo!マネー」からチャージする
3・「クレジットカードによる支払い」……基本はヤフーカードだが、間接的に他のカードを利用したり、メインのカードの設定の変更などが出来る
以上になります。
ただ、paypayを利用できる店舗はあまり多くはないようで、ビックカメラやヤマダ電機などの電気量販店、ファミリーマート、ワタミグループやモンテローザなどの飲食店などが代表的かと思われます。
上記以外で自分のいる場所の近くのお店がpaypayを利用できるかどうかは、PayPayのアプリで確認することが出来ます。
2・paypalについて
paypal(ペイパル)は1998年にアメリカで創業され、2002年にeBay(イーベイ)の傘下になった電子決済・送金サービスです。
世界的に広く普及しているサービスで、なんと190ヶ国以上で利用できます。
サービスの内容としては、現金を使わずインターネット上で決済が出来るというもので、例えば、通販サイトがPayPalに対応していれば、クレジットカード情報などを入力することなく支払いをすることが可能になるわけです。
このようにインターネット上で世界とやり取りをする際には、普及率や利便性で大きなサービスだと言えるでしょう。
また、この部分が上記のpaypay(ペイペイ)とは大きく異なる点になります。
paypayが「実店舗での支払いの利便性を高めるサービス」であるのに対し、paypalは「インターネット上でのクレジットカード決済を簡単に行えるサービス」というわけですね。
同様の理由から、paypalに対応しているのは実店舗ではなく、インターネット上にあるDMM.com・PlayStation Store・Steamなどのウェブサービスになります。
まとめ
paypayとpaypalは、名前が似ていますがサービス内容は大きく異なります。
両者の情報を混同しないためにも、この記事がお役に立てれば幸いです。